明治大学博物館

企画展「下郷コレクションと霞ヶ浦の貝塚」

開催期間:2013年02月16日~2013年03月17日
明治大学 博物館事務室

 明治大学日本先史文化研究所では大阪歴史博物館と下郷コレクションの共同研究を推進中です。本コレクションは戦前・戦後を通じて、多くの研究者によって注目されてきた資料です。今回はその中でも資料の由来と利根川下流域から霞ヶ浦沿岸地域の縄文時代貝塚から出土した膨大な骨角器類を展示します。また併せて研究所が推進している土器製塩・貝輪製作技術・貝塚調査などの最新の研究成果を展示公開します。
 
開催場所 明治大学博物館 明治大学アカデミーコモン地階
主 催 明治大学日本先史文化研究所
共 催 大阪歴史博物館 明治大学博物館 土浦市教育委員会 美浦村教育委員会
会 期 2013年2月16日(土)~3月17日(日)
観覧料 無料
休館日 会期中無休(10:00~17:00 ただし入館は16:30まで)
展示内容 下郷コレクションは明治時代に考古収集家として活躍した高島多米治の収集品からなっている。その大半は千葉県と茨城県の縄文時代貝塚の出土品であり、豊富な骨角器・貝輪などは1000点を超える他に類例をみない質と量を誇る。さらに研究所が推進中の土器製塩や貝輪の製作技術などの最新の研究成果の展示も行う。
関連行事
期間中に以下の成果公開シンポジウムを開催。
2月16日:「下郷コレクションの由来と霞ヶ浦の貝塚」
午前 1 下郷コレクションの共同研究成果について 加藤俊吾
2 椎塚・福田貝塚の資料群の特徴 須賀博子
昼休 企画展解説および関連図書の販売があります。 
午後 3 余山貝塚における貝輪生産 阿部芳郎
4 貝輪のサイズとその意味 金田奈々
5 余山貝塚の漁労活動 植月 学
6 討議 
2月17日:「陸平と上高津~縄文の資源利用と社会~」
午前 1 茨城における貝塚研究の歩み 鈴木正博
2 貝塚遺跡の活用 黒澤春彦・中村哲也
3 陸平貝塚の形成過程と特質 中村哲也
午後 4 上高津貝塚の形成過程と特質 石川 功
5 霞ヶ浦の縄文製塩 関口 満
6 土器製塩研究の展開と多様性 阿部芳郎
7 討議
日 時:2月16・17日(土・日) 10:00~17:00
会 場:アカデミーコモン9階 309B教室
備 考:参加費無料・先着100名
※事前申込みではありません。当日会場までお越しください。
チラシ(pdf/1.70MB)
ギャラリートークを開催します。
日  時 2013年2月22日(金) 13:00~
場  所 明治大学博物館 特別展示室
解説者 阿部 芳郎(明治大学日本先史文化研究所長) 他
日 時 2013年3月11日(月) 13:00~
場 所 明治大学博物館 特別展示室
解説者 阿部 芳郎(明治大学日本先史文化研究所長) 他
※当日、博物館特別展示室までお集まりください。

 
お問い合わせ先

〒101-8301 東京都千代田区神田駿河台1-1 アカデミーコモン地階
明治大学博物館
TEL:03-3296-4448  FAX:03-3296-4365
※日曜日・祝祭日・大学の定める休日は事務室が閉室となり、お電話等の対応はできかねます。あらかじめご了承ください。