明治大学博物館

企画展「譜代大名内藤家文書の素顔」

開催期間:2013年07月06日~2013年08月09日
明治大学 博物館事務室

磐城平城図磐城平城図

明治大学博物館企画展「譜代大名内藤家文書の素顔」
主催:明治大学博物館
期間:2013年7月6日(土)〜8月9日(金)
会場:明治大学博物館特別展示室
入場無料

 内藤家は、延享4(1747)年までは陸奥国磐城平(現福島県いわき市)、それ以後は日向国延岡(現宮崎県延岡市)にお城を持った7万石の譜代大名です。内藤家や内藤藩領の歴史を伝える古文書は約5万点、今年は明治大学が内藤家文書を受け入れて50年目を迎えます。お殿様の事、藩政の事、領民の事、文芸にかかわる事・・・内藤家文書は様々な歴史を私達に語ります。いわば様々な「顔」を持つ内藤家文書ですが、今回の展示では、多彩な顔の中から、幕府と内藤家の関係、特に軍事的な側面と、幕府から与えられた所領に関わる側面をとりあげました。展示の前半では近世初期の内藤家の軍事的な活動、城請取や大坂城代などの公儀へのつとめを紹介します。展示の中盤では、幕府から与えられた所領について、岩城平の絵図、延岡の絵図を取り混ぜつつ展示します。そして、展示の後半では、幕長戦争など、幕末の内藤家の軍事的な活動について触れます。