大学史展示室

大学史展示室



2004年4月に設置された明治大学史資料センターの展示施設で、明治大学の歴史や、校友・学生・教職員に関する多彩な資料を常設展示しています。

明治大学のあゆみ



明治法律学校の開校
明治大学の前身である明治法律学校は、1881(明治14)年1月17日に数寄屋橋校舎(現、東京都千代田区有楽町)で開校した。学生数の増加にあわせ、1886(明治19)年12月に南甲賀町校舎(現在のリバティタワー向かい)、1911(明治44)年には現在の駿河台キャンパスに移転した。
 
総合大学へと発展
明治大学は、1904(明治37)年の学則改正以降、時代に対応する新学部や付属校を設置するとともに、和泉キャンパス(1934年)・生田キャンパス(1950年)を開設するなど、日本有数の私立学校として発展した。また、1920(大正9)年には旧制明治大学を、1949(昭和24)年には新制明治大学を発足させている。
 
21世紀の明治大学
明治大学では、建学以来の伝統を受け継ぎつつ、未来を展望した独自の大学改革を推進している。新学部・新学科の設置、国際化や社会連携を担う付属機関の設置、大規模な校舎整備、中野キャンパスの開設など、その改革は止まることなく進められている。

明治大学のシンボル







岸本辰雄(1851~1912)
鳥取藩士。司法省法学校卒業。パリ大学卒業。法学博士。司法省参事官、大審院判事等歴任。明治法律学校設立、初代校長。行年61歳。

宮城浩蔵(1852~1893)
天童藩士。司法省法学校卒業。リヨン大学卒業。法律学士。検事、司法省参事官等歴任。明治法律学校設立、初代教頭。衆議院議員。行年41歳。
 
矢代操(1852~1891)
鯖江藩士。司法省法学校卒業。元老院書記官、貴族院書記官等歴任。明治法律学校設立。行年39歳。
 
鵜澤總明(1872~1955)
千葉県出身。東京帝国大学卒業。法学博士。旧制明治中学校初代校長、旧制明治大学初代法学部長、明治大学総長、(学)明治大学理事長歴任。行年83歳。
 
明治大学校歌(1920年制定)
「白雲なびく」は、1920(大正9)年、学生たちの思いと奔走によって誕生した。作詞・児玉花外(補作・西条八十)、作曲・山田耕筰、こんにちまで歌い継がれている。
 
3代目(旧)記念館(1928~1995) 
関東大震災からの復興記念館として、1928(昭和3)年に竣工した。4代目記念館にあたるリバティタワー竣工まで、駿河台キャンパスのシンボル校舎であった。リバティタワーの低層階や、最上階のドームに、3代目(旧)記念館のデザインが継承されている。
 
動画(11分56秒)
動画(1時間13分13秒)