第3回明治大学平和教育登戸研究所資料館記念証言会「元登戸研究所勤務者が語る“陸軍の秘密研究所”」
第3回企画展を記念して、第三科をはじめとした元登戸研究所勤務者の方々をお呼びし、当時の登戸研究所についてお話をしていただく証言会を開催いたします。今回お話していただくのは以下の方々です。
≪小川昭治氏≫
登戸研究所第二科第一班にて勤務。伴繁雄技術少佐の下で働き、1944年11月千葉県一宮での風船爆弾放球作戦にも参加する。
≪大久保豊一氏≫
登戸研究所第三科にて勤務。南方班に所属し、印刷が終わった偽造法幣の裁断を行っていた。
≪栗山清氏≫
登戸研究所第二科第四班にて勤務。現資料館第四展示室になっている研究室にて、対動物用細菌兵器の研究開発を行っていた。
≪土本こま氏≫
登戸研究所第三科にて勤務。南方班に所属し、偽造法幣にはいる「すかし」検査を行っていた。
≪土本義夫氏≫
陸軍中野学校を卒業後、参謀本部第二部に所属。終戦まで第三科で製造した偽造法幣を上海の阪田機関まで運搬する業務に就いていた。
●開催要項
開催日時 2013年3月9日(土)13:00~16:00 ※開場受付12:30開始
会 場 明治大学生田キャンパス中央校舎6Fメディアホール
内 容 13:00~13:30「ご挨拶と登戸研究所概要について」山田 朗(資料館館長・本学文学部教授)
13:30~16:00 証言会 インタビュアー:渡辺賢二(本学文学部兼任講師)
※途中10分ほどの休憩をはさみます。
定 員 280名(先着順)
参 加 料 無料
お問い合わせ 明治大学平和教育登戸研究所資料館
TEL/FAX 044-934-7993 mail 
チラシPDFはこちら。
証言会開催に伴い、第3回企画展「キャンパスに残っていた偽札印刷工場 —5号棟調査報告—」の会期を2013年3月9日(土)まで延長いたします。