中村実男『昭和浅草映画地図』



『昭和浅草映画地図』
中村実男著
四六判・上製・256ページ・本体2,500円+税
ISBN 978-4-906811-24-3
2018年3月刊行

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書評その他
・『キネマ旬報』2018年9月下旬号に書評が掲載されました。
・Yahoo! ニュース「今年上半期に出版された中から、おススメの「エンタメ本」とは!?」(2018.6.11、筆者=碓井広義)の10冊に選ばれました。
・『神戸新聞』2018年6月10日号に書評が掲載されました。
・『北日本新聞』2018年6月6日号に書評が掲載されました。
・『明治大学広報』716号に書評が掲載されました。
・『京都新聞』2018年5月27日号に書評が掲載されました。
・『出版ニュース』2018年5月中・下旬号で紹介されました。
・『サンデー毎日』2018年5月20日号「今週の新刊」で紹介されました。
・『東京人』2018年6月号で紹介されました。
・『週刊新潮』2018年4月26日号「十行本棚」で紹介されました。

内容紹介

思い出の風景と、知られざる歴史をたどる
一年中観光客でごったがえす浅草の観音様や参道の仲見世。だが, あなたはご存知だったろうか。かつて浅草が東京一の盛り場で、先端的な街だったことを……。
本書は、「浅草という街」の変化する姿と、知られざる歴史を、筆者が「風景の記憶装置」と考える「映画」を通してたどる試みである。対象とした映画は、大正から昭和までの「現代劇」、約2200本。映画鑑賞に新たな次元をもちこみ、大好評を博した『映画のなかのお茶の水』(小会既刊)の著者が放つ、失われた記憶と奇計に満ちた浅草映画攻略本!

目次

まえがき

序 章 浅草という街
1 浅草公園の誕生と六区の隆盛
2 帝都復興から公園焼亡まで
3 戦後復興から衰退へ

第1章  昭和戦前期の浅草映画
1 島津保次郎『浅草の灯』—オペラ華やかなりし頃—
2 成瀬巳喜男『乙女ごゝろ三人姉妹』—六区の裏町で—
3 石田民三『夜の鳩』—弁天山の女たち—
【浅草案内】浅草寺境内 観音堂(本堂)と観音堂前/五重塔・仁王門・二天門・弁天山/浅草神社と被官稲荷

第2章 戦後復興期の浅草映画
1 島 耕二『浅草物語』—七年目の復讐と恋—
2 川島雄三『とんかつ大将』—裏長屋の正義派—
3 佐伯 清『浅草四人姉妹』—浅草っ子の夢と日常と恋—
4 家城巳代治『胸より胸に』—踊り子と二つの世界—
【浅草案内】浅草寺の周辺 仲見世/地下鉄浅草駅と地下鉄ビル/雷門・雷門通り・神谷バー

第3章 高度成長期の浅草映画
1 番匠義彰『抱かれた花嫁』—浅草の母と子—
2 今井 正『喜劇 にっぽんのお婆あちゃん』—浅草珍道中—
3 斎藤武市『ひとりぼっちの二人だが』—浅草の青春—
【浅草案内】六区界隈 六区興行街/瓢箪池/新世界と花やしき/国際劇場/仁丹塔と東本願寺

第4章 昭和末期の浅草映
1 山田洋次『男はつらいよ 寅次郎わが道をゆく』—レヴューの日々—
2 大林宣彦『異人たちとの夏』—さびれゆく街、郷愁の浅草—
【浅草案内】隅田川両岸 吾妻橋の周辺/東武浅草駅と隅田川橋梁(東武鉄橋)/松屋(浅草松屋)/隅田公園/言問橋/大学艇庫/三囲神社と常夜灯

第5章 浅草映画地図(1)浅草寺 とその周辺
観音堂/観音堂前/五重塔/浅草神社/被官稲荷神社/二天門/観音堂西/仁王門(宝蔵門)/
二尊仏と弁天山/伝法院/待乳山聖天/仲見世/雷門/地下鉄浅草駅/地下鉄ビル/神谷バー/雷門通り

第6章 浅草映画地図(2)六区と隅田川
六区興行街/瓢箪池/新世界/花やしき/国際劇場/仁丹塔/東本願寺/吾妻橋と駒形橋/水上バス/
東武浅草駅と隅田川橋梁(東武鉄橋)/松屋(浅草松屋)/松屋屋上/スカイクルーザー/
アサヒビール(大日本麦酒)工場/枕橋/隅田公園/言問橋/一橋大学艇庫(商大艇庫)/三囲神社と常夜灯

むすび
浅草映画リスト
主要参考文献
索 引

著者紹介

1947年埼玉県生まれ。明治大学商学部教授。早稲田大学政治経済学部卒業。早稲田大学大学院修士課程修了。東京農業大学教授を経て、2004年より現職。専門は都市交通論、都市交通史、都市史。著書に、『高齢者の住まいと交通』(日本評論社、共著)、『現代交通論』(税務経理協会、共著)、『交通と福祉——欧米諸国の経験から』(文真堂、共著)、『現代の交通—環境・福祉・市場』(税務経理協会、共編著)、『都市交通の世界史』(悠書館、共著)、『映画のなかの御茶ノ水』(明治大学出版会)。

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