最初は歌声と、公式のパッケージイラストしかなかった「初音ミク」。その人気が広まるにつれ、その歌をもっと聞きたい、そしてその姿を見たいという無数の情熱によって、さまざまな歌やイラスト、映像や物語が創られ、ライブも開催されるようになりました。
今回はそうした初音ミクを構成する現象の中でも、コンピュータの中から次元をこえて「初音ミクを実体化させたい」という夢に挑戦した人々の試みに焦点を合わせます。時にそれは技術の最先端を注ぎ込んだものであり、時に手業の粋を凝らした造形物であり、あるいはSF のようなファンタスティックなアイディアに満ち溢れています。
この展示では初音ミクがかきたてた、架空のキャラクターに“会いたい”という「次元の壁をこえる」ための創意と技術の現在を紹介し、そこに投じられた情熱をお伝えします。
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■主催:明治大学米沢嘉博記念図書館
■協力:クリプトン・フューチャー・メディア株式会社、鳥取県、米子市、明治大学COI-T「感性に基づく個別化循環型社会創造拠点」
問い合わせ:米沢嘉博記念図書館
〒101-8301 東京都千代田区猿楽町1-7-1
TEL:03-3296-4554
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