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マンガ家すがやみつる氏の代表作『ゲームセンターあらし』(連載:1978〜83年)は、ビデオゲームを主題に据えた世界初のマンガです。ファミコンが登場する以前の時代に、アーケードゲームの魅力を作品に導入し、当時の少年たちの憧れを大いにかきたて、コロコロコミック誌で『ドラえもん』と人気を二分する大ヒットとなりました。その成功は後に、玩具メーカーなどとのタイアップにより特定のホビーをフィーチャーする「ホビーマンガ」のジャンルを、男児誌で成立させることになりました。
すがや氏は『あらし』のほかにも、ホビーマンガの先駆となるさまざまな作品を展開しました。ラジコンやプラモデル、パソコンなど、扱われたホビーも多岐に渡ります。とりわけ『こんにちはマイコン』(1982年)はホビー向けパソコンの黎明期に、多くの少年たちをパソコン趣味へと誘いました。
この展示では『ゲームセンターあらし』を中心に、後のホビーマンガへとつながるすがや氏の作品群を原画で展示するとともに、そこに描かれたゲームやホビーを紹介し、当時の少年文化の一角とマンガとの関係に光をあてます。

チラシはこちら。

明治大学 米沢嘉博記念図書館
問い合わせ:米沢嘉博記念図書館
〒101-8301 東京都千代田区猿楽町1-7-1
TEL:03-3296-4554


展示品リスト
・マンガ原稿(『ゲームセンターあらし』ほか)
・ゲーム映像
・ホビーアイテム(アーケードゲーム機、マイコン、ラジコンほか)
・マンガ雑誌/単行本
・マンガ制作映像


 ※2階閲覧室にて本展示関連資料をご覧になれます。

■会場:米沢嘉博記念図書館1階展示コーナー
■期間:2013年2月1日(金)〜6月2日(日)
休館日:毎週火・水・木曜(ただし祝日は開館)。
※特別整理などで休館する場合があります。当館HP、もしくは開館日に電話にてご確認ください。

■すがやみつる略歴

内記年表 1950年生まれ。静岡県出身。石森プロを経て、1971年に『仮面ライダー』(原作:石森章太郎)でマンガ家デビュー。テレビマガジン誌や小学館の学年誌、コロコロコミック誌などで男児向けのマンガを多数連載し、『ゲームセンターあらし』と『こんにちはマイコン』の両作品により、1983年に小学館漫画賞(児童漫画部門)を受賞。その後、大人向けの実用マンガや架空戦記ものの小説などを発表するかたわら、インターネット普及前のパソコン通信の時代にモータースポーツをテーマとした電子掲示板を運営し、第1回ネットワーカー大賞・個人賞、第1回モータースポーツ大賞を受賞。2005年より早稲田大学にて人間情報科学、教育工学を専攻し、2011年同大学大学院修士課程修了。2013年4月に京都精華大学マンガ学部専任教員就任予定。




受付横のテーブル型ケース内には、『こんにちわマイコン』と『マイコン電児ラン』の原画および、そこに登場するパーソナルコンピューターNEC PC-6001を展示した。壁中央のラインには『ゲームセンターあらし』の代表的必殺技を紹介。上段には『あらし』をはじめとするすがやみつるのホビー作品のカラーイラスト。下段には「『ゲームセンターあらし』ができるまで」、および「『あらし』以降のホビーマンガ」をピックアップしたパネルを配置した。この二つのパネルは、以下によって見ることができる。

『ゲームセンターあらし』ができるまで(PDF)
『あらし』以降のホビーマンガ(PDF)

『ゲームセンターあらし』TVアニメ化 コロコロコミック(7) コロコロコミック(6) コロコロコミック(5) コロコロコミック(4) コロコロコミック(3) コロコロコミック(2) コロコロコミック(1)
『ゲームセンターあらし』における『クイックス』登場シーン 原画 『ゲームセンターあらし』における『ミサイルコマンド』登場シーン 原画 『ゲームセンターあらし』における『ドンキーコング』登場シーン 原画 『ゲームセンターあらし』における『ラリーX』登場シーン 原画 『ゲームセンターあらし』における『パックマン』登場シーン 原画 『ゲームセンターあらし』における『ギャラクシアン』登場シーン 原画 『ゲームセンターあらし』における『スペースインベーダー』登場シーン 原画 『ゲームセンターあらし』における『ブロックくずし』登場シーン 掲載雑誌ページ
アーケードゲーム『クイックス』 アーケードゲーム『ミサイルコマンド』 アーケードゲーム『ドンキーコング』 アーケードゲーム『ラリーX』 アーケードゲーム『パックマン』 アーケードゲーム『ギャラクシアン』 アーケードゲーム『スペースインベーダー』 アーケードゲーム『ブロックくずし』(Super Breakout)
『コンピューターコントロールタンク M4シャーマン105mm榴弾砲』 『チャレンジ一平』におけるリモコン戦車 『コンピューターコントロールタンクM4シャーマン』登場シーン 原画 電子ゲーム『デジコムベーダー』 『チャレンジ一平』における電子ゲーム『デジコムインベーダー』登場シーン 原画 ラジコン・カー『童夢‐零 1/15 scale』 『チャレンジ一平』におけるラジコン・カー『童夢‐零』登場シーン 原画 ラジコン・カー『ポルシェ ターボRSR 934』 『ラジコン探偵団』におけるラジコン・カー『ポルシェ934』登場シーン 原画
※画像は第一期のものです。

関連トークイベント

(1) 『ゲームセンターあらし』とホビーマンガの勃興

【講師】すがやみつる(マンガ家)、平山 隆(「ゲームセンターあらし」初代担当編集/現・小学館常務取締役)
【日時】2013年2月16日(土) 16:00-17:30
【会場】米沢嘉博記念図書館 2階閲覧室
【料金】無料 ※会員登録料金(1日会員300円〜)が別途必要です
【イベント概要】『ゲームセンターあらし』の登場とヒット以降、小学館の『コロコロコミック』は、男児の心をとらえて離さない「ホビーマンガ」の玉手箱のような雑誌となりました。『あらし』の作者・すがやみつる氏と、『あらし』初代担当者であり、『コロコロコミック』の編集者として長年ホビーマンガが生み出される現場を支えた平山隆氏に、その始まりからブームになるころまでについて話していただきます。

(2) 『ゲームセンターあらし』&『こんにちはマイコン』裏話 

【講師】すがやみつる(マンガ家)
【日時】2013年3月16日(土)16:00-17:30
【会場】明治大学 アカデミーコモン9階309E室
【料金】無料
【イベント概要】ホビーマンガの基礎を築いたすがやみつる氏に、ホビーマンガの嚆矢といえる『ラジコン探偵団』、大ヒット作『ゲームセンターあらし』、現在IT関係の仕事に就いている多くの人々が親しんだ『こんにちはマイコン』などの誕生秘話や裏話をじっくりお話しいただきます。

(3) 超充実のホビーマンガトークでノックアウトだぜ!! 

【講師】池川佳宏(「コロコロコミックアーカイブズ」プロデューサー)、斎藤宣彦
(編集者/マンガ研究者)
【日時】2013年5月25日(土)16:00-17:30
【会場】米沢嘉博記念図書館 2階閲覧室
【料金】無料 ※会員登録料金(1日会員300円〜)が別途必要です。
【イベント概要】日本中のコロコロファンへ!! 最高に燃え上がったまんが軍団のパワーで、超ボリューム、おもしろブチヌキで激爆発だぜ!!(※「コロコロコミック」誌巻末次号予告よりサンプリング)風薫る五月の夕べ。池川・斎藤の両名が、冷静な研究成果を熱き心に乗せて奏でる少年マンガ讃歌です!!


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