わたしがこの学科を選んだ理由

ワクワクする気持ちを、もっと深めたい。

物理学科 盛田笙子
物理学科 盛田笙子

ワクワクの先にある私の好奇心

幼少期の頃にハリー・ポッターにハマったことがいまの私につながっている大きな理由かもしれません。あの物語は、いつも私をワクワクさせてくれました。なぜワクワクするのかと考えてみると、自分の想像を超えた表現や物語の展開があるからだと思います。そしてそのワクワクの先にあるのは好奇心という名の疑問でした。たとえば映画であれば鑑賞後に、どうしたらそんな表現が思いつくのか、実際にはどのように撮影しているのかといった疑問が私のなかに湧き、その疑問と向き合うことが私の楽しみのひとつでした。

中学の理科の授業で、「りんごが赤く見えるのは何でだと思う?」という問いがありました。りんごが赤い色の光を反射して、その周波数を人が認識して赤く見える。そして、周波数を変えればりんごは赤く見えなくなる、という事実を知ったとき、私の中で衝撃が走り、思わず「えっ!」と叫んでしまいました。その瞬間、当たり前だと思っている現象にも、その背景には知らないことがあることを知り、理科系の科目に関心が強くなったことを覚えています。

未来につながる学びとの出会い

高校では、理数系の科目を一通り学びました。そのなかで、一番楽しかった科目は物理でした。なぜ好きなのかと考えてみると、物理は現象を追っていく科目であり、いま生きている自分が未来をコントロールできるという夢を感じたためです。分かりやすく言うならば、投げたボールがどこにいくのか、このスピードで投げたらどうなるのか、先にある現象=未来が予測できるといったことです。

物理を学ぶことを通じて、私が興味をもったテーマは、光と宇宙。それらは、調べても、調べても、知らないことがどんどんあふれてくるテーマで、そこに惹かれました。そして、その2つのテーマをともに深められる可能性がある大学を探し、明治大学の物理学科を受験し進学することを決めました。

好きなことと向き合える日常

同じ熱量をもった仲間がいる。そして難度の高い演習がいつもある。入学してからは物理漬けの毎日がはじまりました。自分の好きなことに常時向き合えることはこんなにも楽しいことなのかと気づいたと同時に、物理学科でなかったらきっとしんどいだろうなと思います。大学生活では楽しいという学びの原動力を活かし、自らが研究したい課題は何なのかと問い続け、その課題を見つけ、研究を深めていきたいと思っています。

将来は、スティーブ・ジョブズのように誰もが想像し得ないものの開発に携わったり、ニュートンのように当たり前のことから普遍的な原理を見出すような研究に携わったりすることができたら嬉しいな、と思いを馳せながらワクワクする日々を過ごしています。

受験生へのメッセージ
物理学科 盛田笙子

私は進路を決めるとき、就職という未来の軸か、いま自分が何を学びたいのかという軸で悩みました。そもそも大学って何のためにある場所なのかということを改めて考え、就職するための場所でなく学ぶ場所であるということを再認識することができ、自分が学びたいことを優先して進路を決めました。何を学びたいか、をぜひ考えてみてください。