わたしがこの学科を選んだ理由

興味の先に知り得た、脳科学を学びたい。

電気電子生命学科 生命理工学専攻 萩原水帆
電気電子生命学科 生命理工学専攻 萩原水帆

囲碁からはじまった学びの扉

私が理工系とつながったきっかけは、囲碁だったと思います。小学校の頃、祖母が「ヒカルの碁」という漫画を買ってくれたことで囲碁に興味を持ちました。それ以降、趣味で囲碁を続けていたのですが、高校で囲碁部に入部し本格的に囲碁をはじめました。そこで仲間とともに切磋琢磨し全国大会に出たことはいい思い出です。

私の通っていた高校では「未来への扉」という自らの学び続ける力を身につけることをテーマにした探究の授業がありました。そこでは自らが向き合う課題を、自分で設定します。私が設定した課題は囲碁と数学。囲碁部の仲間の得意教科がみな数学だった印象があり、その理由を調べてみたいと思ったからです。その中で囲碁をすると右脳が鍛えられる、数学でも右脳の力を使うといったことを学び、脳に興味を持ちはじめました。

自問自答の中でたどり着いた脳科学

脳に興味を持ちはじめてからは、インターネットや雑誌などを通じて脳のことを学びました。その中でもサヴァン症候群の話は印象に残っています。人間の活動は、芸術に関係する活動も含めて、脳の活動と関係があるという話でした。才能・創作と脳が関係しているという話はとても興味深かったことを覚えています。

大学を選ぶときに両親から、「目的をもって大学を選ぶと良いよ」と言われました。自分は何をしたいのか、そして何を知りたいのかと、自問自答する中でたどり着いた答えは脳科学でした。脳が働くときに電気信号が流れると言われるけれど、そもそもなぜ人体の中で電気が発生するのか、どうして怒りや喜びを感じるのか、そういったことを知りたく、明治大学で脳科学を学びたいと思いました。

あらゆることにつながる学問

生命理工専攻に入学してまず感動したことは、脳についての話ができる友達ができたことです。高校の時は、脳科学に興味があるといったら、友達に笑われるか、誰も相手にしてくれませんでしたから。そして、日々学ぶ中で感じることは脳科学の領域の広さです。運動、健康、感情など身近にある領域から、AI、情報処理、細胞生物学、バイオセンシングなど専門性の高い領域まで多岐にわたる分野の学びが脳と関連しています。いまはその広がりを楽しみつつ、将来の研究テーマを探っています。

受験生へのメッセージ
電気電子生命学科 生命理工学専攻 萩原水帆

興味があることはなにか。それを起点にした学科選びをおすすめします。理工学部は課題も多く、専門性も高いのですぐに理解できないことも沢山あります。その中で学びの意欲を保ち続けるのは興味があるか、ないかということ。興味があればきっと学び続け、自らが研究したいテーマにたどり着けると思っています。