この学科を
選んだ理由

電気がつくる
未来の社会を、
もっと深く考えたい。

電気電子生命学科 電気電子工学専攻 敦賀稜也
電気電子生命学科 電気電子工学専攻 敦賀稜也

サッカーから教わった大切なこと

いままでの人生を通して一番夢中になったこと。それはサッカーです。そしてサッカーを通じていろいろなことを教わりました。勝つことの喜び、負けることの悔しさ、それを共感できる仲間とのつながり、仲間がいるからこそ頑張れること、高い目標を掲げること、成長するために必要なこと。同時に、厳しい練習を繰り返し、それでも超えられない高い壁があること、時間という限られた価値にも気づかされました。

そして、そのサッカーからの学びがあったからこそ、できたこともたくさんあります。勉学から目を背けずに向き合うこと、なぜそうなるのか、なぜできないのかといった好奇心や探究心を育むこと。そのようなことから、同じことを繰り返し続けること、知らないことを深く調べることの大切さを日常の中で学んでいきました。

電気を学ぶことが、将来につながっていく

なぜスマートフォンは指でしか動かないのだろう。これは、中学の頃、スマートフォンをはじめて触ったときに私が感じた疑問です。服の袖口越しに触ってみたり、棒で触ってみたりしても動かなかった。その疑問の答えを調べてみると、電気でした。そのことから電気や物理に興味を持ちはじめたことをいまでも覚えています。

高校時代、物理の電気回路の授業はとても楽しく、電気を学ぶことが将来の仕事につながっていくのではないかと考えるようになりました。具体的な仕事の内容については、大学での学びを通して考えたいと思っていました。そのため、入学当初から個別具体的な研究テーマにフォーカスする大学ではなく、幅広い研究テーマに取り組んでいる大学を探したところ、多くの研究室がある明治大学の理工学部の電気電子工学専攻を知り、入学を決めました。

未来を感じる授業と多くの可能性

入学して間もない頃、電気電子生命概論という学科内のいろいろな先生がどのような研究をしているのかを学べる授業がありました。その中で一番興味が湧いたのは電力でした。具体的には二酸化炭素を排出しない再生エネルギーをどのようにつくり、普及させていくのかという講義でした。こうした社会を大きく変える取り組みに未来を感じ、ワクワクしたことを覚えています。

いま普通に生活していると、不便なことを感じることはあまりありません。ただ、世界各国の環境や地球全体の自然環境においては、エネルギーの問題、災害、貧困などまだまだ多くの課題があると思います。大学生活を通じて、自分と社会の関わりを深め、多くの課題と向き合えるように成長していければと思っています。

受験生へのメッセージ
電気電子生命学科 電気電子工学専攻 敦賀稜也

大学は高校とは違って、与えられたものを勉強するのではなく、自らが学びたいことに思う存分向き合えます。受験期間はいろいろと大変だと思いますが、大学に入学したら好きなことに没頭できるということを考えて、いまを乗り切ってください。