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情報関係科目概要(2025年度入学者)

(このページでは2025年度入学者のカリキュラムについて説明します。「2024年度以前入学者は別ページ・「情報関係科目概要(2024年度以前入学者)」をご覧ください。)

情報関係科目の教育目標

情報関係科目は,情報に関する基礎的な知識と,情報技術を活用するために必要な情報機器の基本操作を習得し,各学部の教育におけるリテラシーとしての役割を担っています。また,情報モラルを理解したうえで,情報化が進展する社会へ積極的に参画できる能力を養うことを目標としています。

 

情報関係科目の編成・実施方針

(1)編成について

2025年度からの情報関係科目は各科目を基本階層、応用階層の2階層に分類する、段階的科目構成としています。
①基本階層
情報技術を活用するために必要な基本知識と技能を習得します。大学内の情報サービスやインターネット資源を安全かつ効果的に利用するためのリテラシーを養い、情報社会における責任ある行動とスキルを身につけます。
ICTベーシックでは、履修者が最低限習得すべき項目を「ミニマムリクワイアメント」として設定し、どの教員で履修しても最低限習得する知識レベルを保証するしくみとしています。
②応用階層
高等学校での「情報Ⅰ」や基本階層で習得したICTの基礎知識やPCの操作技術などをベースに、情報の各分野をより専門的に学習する階層です。統計処理、画像・動画・音楽編集、コンテンツ作成、プログラミング、コンピュータサイエンス、データベース、メディア論、サーバー構築、ネットワーク技術などを取り扱います。

各科目の概要

①ICTベーシック[2単位](半期完結)
ICTに関する基礎的な知識やPCの基本操作、情報倫理などの大学生として最低限必要な情報の学習を総合的に行います。「ICTベーシック」では、履修者が最低限習得すべき項目を示した「ミニマムリクワイアメント」を設定し、どの教員で履修をしても、最低限習得する知識レベルが保証されるしくみとしています。
②ICT統計解析入門・応用[各2単位]
統計的データ分析を行うために必要な統計解析の基礎的な知識・手法を学習します。表計算ソフトや統計処理ソフトを活用し、実践的な演習を豊富に行いながら、データ分析および統計解析の基礎的な知識・手法を習得します。
③ICTデータベース入門・応用[各2単位]
データベースを中心した情報処理の知識や技術を習得します。情報収集の手法、電子化テキストの活用、リレーショナル・データベース、データベース管理やデータベース作成などの実践的スキルを習得します。
④ICT画像編集入門・応用、⑤ICT動画編集入門・応用、⑥ICT音楽編集入門・応用[④から⑥、各2単位]
作品の制作を最終目標に、画像・動画・音声の情報等を対象として、ソフトウェアや機器の扱い方に限らず、制作に関わるプロセスやそれに関わる必要な知識などについても学習します。
⑦ICTプログラミング入門・応用[各2単位]
ICTの基盤となるシステム構築を扱う科目です。プログラミングの基礎からスタートし、オリジナルのアプリケーションを制作します。普段利用しているアプリを自ら制作する体験をします。
⑧ICTeラーニングデザイン入門・応用[各2単位]
e-Learningコンテンツの制作体験を通して、インストラクショナル・デザインを学ぶとともに様々な分野で応用できるデザイン力を習得します。制作演習を経て、制作発表会の開催と報告書の提出ができるようにします。
⑨ICTプレゼンテーション[2単位](半期完結)
 プレゼンを実施するまでの企画構成から、実際のプレゼンテーション力等を養成する授業です。自分の考えをプレゼン資料にまとめて、発表するのみに留まらず他者のプ
レゼンに対してピアレビューを行います。
⑩ICTWebページ作成[2単位](半期完結)
Webページの作成を目標に、Webページ作成に必要なスキルを学習します。また、Webページの作成のみではなく、知的財産権等の関わる知識を学習します。