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大名と領地 —お殿様のお引っ越し—
2009年度秋季特別展
大名と領地 —お殿様のお引っ越し—
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(1)実施形態
(2)趣旨 江戸時代、大名は将軍の命令により領地を離れなければならない事があった。領地を召し上げられる改易、新たな領地への移動を命じられる転封など、その契機は一つではなかった。さらに、転封も外様大名の牽制を目的としたものから、軍事的な目的で譜代大名の配置替を行うもの、幕閣としての出世に伴い譜代大名の領地が転ぜられるものなど、様々だった。譜代大名の内藤家も転封を経験した大名家の一つである。他の大名家文書に転封関係史料があまり残っていないなかで、内藤家文書には転封の実態が明らかになる良質な史料が数多く残されている。この展覧会では、未開拓と指摘される転封研究への貢献をめざし、内藤家文書を中核にして江戸時代の転封を描く。 住み慣れた城を手放し、家臣を引き連れ新しい土地へと引っ越しをする転勤さながらのその様子から、従来の認識とは異なる大名像を浮かび上がらせ、同時に大名と幕府,大名と領民という近世社会の根源的な問題にも迫る。 (3)展示構成
![]() ![]() (4)展示資料数 借用先(機関・個人);3個所 出展資料;44点(内借用11点) (5)関連事業 ア 開幕記念講座
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