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理工学研究科

【応用化学専攻】吉田明弘君と小林美穂さんが2013MSTクアラルンプール国際会議でBest Poster Presentation Award受賞

2013年09月24日
明治大学 理工学研究科

2013MSTクアラルンプール国際会議の懇親会の様子(DIAH副大臣(中央)と応用化学専攻の学生との記念写真、右から2番目が吉田君、3番目が小林さん)2013MSTクアラルンプール国際会議の懇親会の様子(DIAH副大臣(中央)と応用化学専攻の学生との記念写真、右から2番目が吉田君、3番目が小林さん)

 理工学研究科応用化学専攻博士前期課程2年の吉田明弘君と小林美穂さんが、クアラルンプール(マレーシア)で8月28日~30日に開催された11th International Conference on Membrane Science and Technology 2013 (MST 2013)にて、Best Poster Presentation Awardを受賞しました。MST 2013は20か国から参加者が集まった膜科学に関する国際会議です。同賞はポスター発表者の中から上位5名に与えられたものであり、日本からは吉田君と小林さんの2名が選ばれました。

 吉田君の発表題目は、Characterization and water vapor sorption property of ABA-type triblock copolymer membranes derived from fluorine-containing polyimide and polymethylmethacrylateであり、専門分野ではフレキシブルディスプレイと言われる、丸めたり折り曲げられるタブレット端末やスマートフォンのプラスチック基板に関する研究成果です。

 一方の小林さんの発表題目は、Synthesis and gas barrier properties of the crosslinked membrane with diacetylene group-containing polymer derived from ferulic acidであり、お米を原料としてプラスチックフィルムを作る、地球に優しいプラスチックの合成を目指した研究に関するものです。同研究は、永井一清研究室と本多貴之研究室との共同研究の成果でもあります。

 同会議の懇親会には、マレーシア副大臣(Deputy Minister of Science, Technology and Innovation)のYB DATUK DR. ABU BAKER BIN MOHAMAD DIAH氏も出席され、マレーシアにおける化学産業の重要性をスピーチされました。

MST2013ホームページ   http://mst2013utm.com/
理工学部応用化学科ホームページ http://www.isc.meiji.ac.jp/~chem/index.html
理工学部応用化学科永井一清研究室ホームページ http://www.isc.meiji.ac.jp/~nagailab/index.html


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