理工学研究科応用化学専攻の水沼丈也さん（博士前期課程２年・小池裕也研究室）のポスター発表が，アメリカ合衆国コロラド州ウェストミンスターで開催された『DENVER X-RAY CONFERENCE 67th Annual Conference on Applications of X-ray Analysis』（ICDD 主催）で「BEST XRD POSTER」に選出されました。
四種類の地質学的試料に含まれる 137Cs を逐次抽出試験により，五つの存在形態に分画すると共に，それぞれの試料と抽出の最終残渣を結晶相分析し，二つの結果を比較することで溶出の物理化学的挙動を評価した研究です。様々な地質学的試料中の 137Cs の存在形態を結晶相組成とあわせて知ることは，環境中での137Cs 動態把握につながる有用な研究成果であると考えています。
受賞者：水沼丈也（小池裕也研究室・博士前期課程2年）
受賞名：BEST XRD POSTER
学会名：DENVER X-RAY CONFERENCE
67th Annual Conference on Applications of X-ray Analysis
開催地：Westin Westminster Hotel, Westminster, Colorado, U.S.A.
開催日：2018年8月6日（月）～ 2018 年 8 月 10 日（金）
発表題目：Evaluation of Physicochemical Properties of 137Cs in Geological Materials by X-ray
Diffractometry
発表者：○Tomoya Mizunuma, Kengo Fujii, Miki Kasari, Atsushi Ohbuchi, Yuya Koike
