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第6回 (2005.7.12) |
島 和孝 さん (株式会社 大丸) |
2002年 商学部 商学科 卒業 |
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−学生時代−
私は、より実践的なビジネスを学びたいと思い、商学部へ入学しました。3・4年時に経済コースを専攻し、水野ゼミナールに所属しました。そして、浦安市への政策提言をテーマに活動をおこないました。具体的な内容は市へのムーバス(100円で乗車可能な中型バス)の導入について市へ提案をし、その過程で、市のさまざまな情報収集、市民へのヒアリング活動、市内施設への見学、提案書の作成などを行いました。机の上だけでは決して学ぶことのできない、書く力、話す力、説明していく力を得ることができました。また、その活動を通じて得られた大学の仲間は、社会人になってからはより貴重な存在です。加えて、夏休みには浦安市役所へのインターンシップを実施させていただき、とても貴重な経験となりました。さまざまな活動を支援していただいた水野先生には、感謝の気持ちでいっぱいです。
−社会人になって−
私は2002年に大丸へ入社しました。大丸を含め社会では、多くの母校の先輩方が活躍されています。特に、大丸は、商学部の出身の山本社長がおられ、売り場へ立ち寄られたときは、よく声をかけていただき、仕事へのさまざまなアドバイスが励みになっており、とても尊敬のできる大先輩です。入社して半年間の研修後、紳士靴売場へ配属され、販売に従事し、よき上司、先輩方のアドバイスをいただき、また、大丸は、販売に関係するさまざまな研修制度がとても充実しており、それらのことを吸収しながら日々、販売技術を研鑚し、充実した日々を送っています。
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−現在−
現在も、大学との縁は続いており、時間を活用して大学のリバティーアカデミーを利用させていただいて、コミュニケーションについての講座を受講したりしています。また、先日、私はNPO活動の一環で学生主体で野菜販売を運営している水野先生のゼミから接客についての話を聞かせてほしいという依頼を受けました。そのためゼミの時間の中で、私の経験にもとづいた接客販売について話をさせていただきましたが、学生の皆さんの素直に物事を受け入れる姿勢にはとても感心し、逆に勉強になりました。
−後輩へのメッセージ−
学生時代は、自分の頭で考えて行動し、好きなこと、興味のあることについて思う存分吸収できる時期です。また、どんどん外に出て、多くの人と知り合い、物事に触れ五感で体感しながら学ぶことがとても大切です。本学のモットーである「個を強くする」をぜひ実践し、経験を通じて学び、自分自身の成長の力強い糧にしてください。 |
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