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第17回 (2006.12.18) |
内木 幸介 さん (トップツアー株式会社 総務部 副部長、体育会自転車部 監督) |
1979年 商学部 商学科 卒業 |
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私は、明大付属明治高校を卒業しましたが、当時の明高では明大の看板学部は商学部という雰囲気があり、先生より強く商学部を薦められた記憶があります。卒業後は旅行会社に就職し現在に至っておりますが、在学中に学んだことは、私のキャリアの中で大いに活かせており、商学部で学べたことを大変感謝しています。
担任の王先生からは、ご自身・ご家族の台湾民主化に身を挺した生き方についてお話しをいただき、今我々が当たり前のように享受している『自由』を守るこの大切さを知りました。労働法の松岡先生の教えは、現在会社で労務担当をしていますが、その基礎として大いに役立っています。また、2006年は、米経済学者の二人の重鎮、『選択と自由』のフリードマン教授と『不確実性の時代』のガルブレイス教授が相次いで亡くなられましたが、在学中はお二人の学説が幾度となく授業にでてきました。商学部では、一般教養を含めて、実社会に活きる幅広い知識と最先端の知識を身につけることができると思います。個人的には、もっと深く勉強しておけば良かった、特にマーケティングについてはもっと身につけておけば良かったと反省しています。
振り返れば、私の大学生活は、学部の授業+教職の授業+クラブ活動の3点セットで、とにかく朝から夜まで毎日大学に居る生活でした。クラブ活動は、当時の体同連自転車部(現在の体育会自転車部)で4年間を過ごしました。最初は、サイクリング部(MCTC)に入ろうと思って部室に行きましたが、その場所に居合わせた競技指向の先輩に誘われて、なぜか体育会系に染まることになりました。そして、巡りめぐって3年前から体育会自転車の監督を拝命し、母校とのかかわりは、とぎれることなく続くことになります。
後輩へ一言ということであれば、まず、授業にでる、そして授業に集中すること。次に、4年間はあっという間に過ぎてしまうので、時間を浪費することなく、勉強でもクラブでも後悔しないよう『本気』ですること。をアドバイスしたい。
前述したように、毎日学校に行きクラブ活動の合間に色々な授業(教職を含めて)を取らなければならず、予習・復習はできないのでとにかく授業にだけは集中しました。また、『本気』で取り組んでいると、誰かが助けてくれますし、自分自身がおもしろいし、たいていのことはできるものだと思います。
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