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第21回 (2007.7.24) |
高祖 憲一 さん (オークラヤ住宅株式会社) |
2007年 商学部 商学科 卒業 |
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−学生時代−
「学生の本分は学業」と申しますが、私の学生時代でいちばん大きかったのは、サークルを通じて知り合った友人たちです。「友は財産」とも申しますが、サークルの友人を元手に、波及的にたくさんの友人ができ、なかには「一生の友」といえる友人ができました。
いまにして思えば、もっと勉強しておけばよかったかも知れません。しかし、明治大学で友人が多数出来たことは、地方出身であり、いま東京で働く私の人生にとって、かけがえのないものです。
−就職するにあたって−
私は、今年2007年にオークラヤ住宅へ入社いたしました。就職に関しては活動時期になってからアレコレと考えたクチです。そんなときに思い出したのが、人口問題に関して書いたレポートです。とても時間がかかって、いちばん大変なレポートでした。そのなかで、深刻な人口減と高齢化に突入する日本では、よりよい住環境の整備と供給ということが大事だと考えていたのでした。そして起こったのが、耐震偽装の事件です。安心安全なマンションを供給したい。そうしたことを軸にオークラヤ住宅の門を叩いたのです。
−社会人になって−
下世話な話ですが、私はお酒がまったく飲めませんでした。しかし、現在仕事上飲まなければいけない場面が必ずあるのです。そこで役に立ったのが、友人と重ねた盃です。いまでもちょっぴりしか飲めないのですが、それでも飲めると飲めないとでは大違いです。また、お酒の場での振舞いや、幹事の役割、お店の知識など大学では教えてくれないことを、友人からたくさん得ました。何もお酒に限らず、社会人として覚えておいたほうが良いことで、友人から得たものは数え切れません。なかでも、文学部の友人に手紙の書き方を教わったのは、オークラヤ住宅への活動中、担当の方に礼状を書くときに欠かせないスキルでした。
−後輩へのメッセージ−
学業に関しては、私は何も述べるところがありません。ひとつ言えるのは、学業はできる範囲でがんばるとして、それを支えるキャンパスライフを彩り豊かなものにしてください、ということです。ネガティブな話で恐縮ですが、真面目に学業に力を入れていたのに、キャンパスライフで孤立してしまい、大学が楽しくなくなって、休みがちになったり、その結果休学したりという人を何人も見てきました。
せっかく、花の大東京で大学生になったのですから、まず楽しくなくてはいけない、と私は考えます。学業もがんばる、何より楽しく!それには「友」ですよ!
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