A・Iさんの声 (2010年度参加:女子,参加当時3年生)

「研修に参加したことが法科大学院受験でも有利になった」

Q1 研修に参加するメリットは?

 私は3年生で研修に参加しました。当時は既に法科大学院受験しか考えていなかったので、受験生目線での参加メリットを書きたいと思います。
 留学期間中は入試に向けた勉強があまりできず、他の受験生に差をつけられてしまうかもという不安はありました。しかし案外勉強する時間は作れますし、この研修では実際に裁判傍聴や模擬裁判を経験することができるので、英国の裁判事情を把握するにはもってこいだと思います。将来海外で法律職に就きたいと考えている方には経験値を積む良い機会になると思います。また、この研修に参加したおかげで、法科大学院に提出するステートメントの内容により具体性が出たので、むしろ他の受験生より有利になったのではないかと考えます。

Q2 研修に参加したことで自分に変化が起きたか? どんな力がついたか?

 「発言力」留学したからには積極的に発言をしていかなければ、何も得ることなく1カ月が経過してしまいます。もっとも、教授からかなり質問されるので嫌でも発言する機会は増えます。ケンブリッジの授業は双方向のものが多いのと、ソクラテスメソッドを採用しているので日本の法科大学院の授業形態にほぼ類似していると思います。
 「適応力」私はずっと実家暮らしなので、1カ月間でも親元を離れるという経験をしたことがありませんでした。そのためホームシックになってしまはないかという一抹の不安がありましたが、実際は全く平気でした(笑)。文化や生活スタイルの違いには1週間ぐらいで慣れます。図太くいきましょう。
 「メリハリ力」授業が月~木の週4日あり、金~日は休みだったので平日はしっかり授業の予習・復習に努め、週末は小旅行に行くというメリハリの利いた生活を送ることができました。法学の授業はとにかく課題が沢山出されるので、大学構内にある図書館を利用し、課題が少ない時は日本法の復習をしていました。継続は力なりです。

Q3 研修に参加したことで、将来の進路選択に影響はあったか?

 私は将来、海外で弁護士活動をしたいと考えていました。しかしどうも具体性に欠けており、自分が何をしたいのかがなかなか決まらず悶々と悩む日々を送っていました。
 この研修ではイギリス法の歴史や法制度、裁判手続などを学習することができます。さらに前述のとおり裁判傍聴に行ったり、自分たちで模擬裁判を演じるといった経験もできます。そういった学習を通じて、私は「冤罪可能性」の観点からイギリスの刑事裁判手続上の問題点を発見し、改善したいという強い衝動に駆られました。
 この研修に参加しなかったら、刑事法を専門に扱う法曹になりたいという結論には至らなかったと思います。

Q4 未来の参加者へのメッセージ

 イギリスの名門、ケンブリッジ大学で学習できるまたとないチャンスです。法律知識や語学能力に多少不安があっても大丈夫です。留学前後には「留学基礎講座」の授業を受講し、予習復習は完璧にできます。留学中はケンブリッジ大学で実際に学んでいるアシスタントの大学院生が全力でサポートしてくれます。2年生であれば、まだまだ時間はあるはずです。大事なのはチャレンジ精神です。
 研修自体の単位認定があることに加えて、研修中の成績もしっかりと出されるので、法科大学院側へ任意資料として提出することが可能です。いまや日本の法科大学院も国際人を求めている時代。この研修に参加し、国際的な法曹人としての一歩を踏み出してみませんか。

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