石畳のあるケンブリッジの街並み
ケム川沿いには緑も多い
イギリスのイングランド東部に位置し,流行を発信し続ける首都ロンドンから電車で約1時間の場所にあるのがケンブリッジ(Cambridge)です。
ケンブリッジは13世紀に創立されたケンブリッジ大学を中心に,「大学都市」として発展しました。大学都市としてはオックスフォードと並んで世界的に有名です。
ケンブリッジという名前は,市内を流れるケム川に架かる橋を意味します。ですから,市内のいたるところで小舟(パント)の浮かぶケム川のゆったりした流れを眺めることができます。
石畳の町並みの中には,現在でも歴史の重みを感じることのできるケンブリッジ大学の建物や教会などを見ることができます。一方で,ショッピングを楽しむことのできるエリアなども存在し,伝統と活気を感じることのできる魅力的な都市となっています。観光客も多く,イギリスの中でも治安がよく穏やかな雰囲気が特徴です。
歴史を感じさせる大学の建物
ケム川に架かる「ため息橋」
【参加者の声】
『町全体が美術館』。その様な例えで知られるケンブリッジの町を構成しているのは,なんといっても各々に個性をもったカレッジ達です。
ニュートンのリンゴの木で有名なトリニティカレッジを皮切りに,歴史の礎となってきた場所が多くあり,当地の伝統と威厳を感じられます。また当地最大規模のキングズカレッジはその荘厳さに思わず息を飲むほどの圧巻さです。そしてケム川に架かる「ため息橋」。美しさ故思わずため息をついてしまう為にこの名がついたそうですが,その優美さには誰もがそうせずには居られません。
このように,当地は各カレッジがそれぞれ調和して,1つの絵画の様な壮麗さと奥深さを作り上げています。
参加者は是非一度その「美術館」内を自分の足で歩き,お気に入りの「一作品」を見つけてほしいと思います。(Y・I)