Go Forward

N・Dさんの声 (2017年度参加:男子,参加当時2年生)

JUST DO IT

Q1 研修に参加して良かったと思うことは何ですか?

 私がこの研修に参加してよかったと感じることは自分の世界を広げることができたことです。ケンブリッジ大学に留学に行くということはEU法やイングランド法を学ぶということはもちろんですが、それ以上に今まで経験したことのない環境の中で生活するということです。今までとは全く違う環境の中での生活は毎日が感動の連続でした。そのような環境の中に身を置くだけではなく、イギリスではたくさんの出会いがありました。このプログラムに参加した明大生はもちろんのことケンブリッジ大学生のPAのみんなやケンブリッジ大学の教員であるジャッキーなどたくさんの素晴らしい人に出会うことができました。この出会いは私にとってかけがえのない一生の宝です。

Q2 研修に参加したことで、 どんな力がつきましたか? どんな点が成長したと思いますか?

 私はこの研修を通じて海外で生活していく力がついたと思います。英語に関しては文法や単語などの知識というより英語を使ってコミュニケーションをとる力が格段に向上したと思います。講義はもちろんすべて英語ですが、それだけではなく普段の生活の中でも自分の意思を相手に伝えるためには英語によるコミュニケーションが必要不可欠です。私はイギリスで一人旅をしたのですが、その際にもただ“話す”のではなく、相手が理解しやすいように話し方や単語の言い換えなどを工夫し、“伝える”ことを意識しました。その結果、徐々にコミュニケーションをうまくとれるようになりました。このように海外で生活することで知識というより英語でのコミュニケーション能力、生活する力がついたと思います。

Q3 研修に参加したことで、今後の学習面と将来のキャリアに関し、どんな気づきがありましたか?

 私はこの研修に参加したことでさらに様々な国に行き、たくさんの人に出会いたいという思いが強くなりました。もともと様々な国に行きたいという思いはあったのですが、実際にこのプログラムに参加し、たくさんの刺激を受けたことでこの思いがより強くなりました。また、さらに英語力をつけてより多くの人と様々な話がしたいと思うようになりました。その思いが英語を勉強する原動力になっています。

研修中の一番の思い出は何ですか?

 研修の一番の思い出は授業の後、みんなと過ごした時間です。ケンブリッジの町並みはどこに行っても趣があり、散歩しているだけで今までとはまったくの別世界にいることを実感します。さらに、コーパスクリスティーカレッジ内にはペリカンバーやビリヤード台、卓球台などがあります。みんなで授業の予習復習をするだけではなく、ペリカンバーで談笑した時間は忘れることができません。また、PAのみんなは、ケンブリッジに到着して間もなく少し緊張していた私たちと一緒にビリヤードや卓球をすることで仲良くなり、楽しませてくれました。このようにケンブリッジでみんなと過ごした何気ない時間の一つ一つが一番の思い出です。

Q5 未来の参加者へのメッセージ

 私の経験をもとに、皆さんにケンブリッジ夏季法学研修の素晴らしさが伝わっていれば幸いです。最後に私が皆さんに最も伝えたいことは留学において1番大切な力です。それは“行動力”です。単にこの言葉だけを聞くと「行動力なんてない」、「身に付け方がわからない」という人が多いと思います。しかし、それは誤解です。あなたはこのケンブリッジ夏季法学研修のホームページを開いている時点で小さな行動を起こしているのです。最終的に大きなことを成し遂げたとしても、そこまでにはいくつものステップがあり、1番最初のステップは誰にでも踏み出せる簡単なものなのです。たしかに留学の経験は勉強だけでなく文化、出会いなど本当に素晴らしいものになると思います。しかし、それはただ待っているだけでは何も始まりません。私もこのプログラムに参加して終わるのではなく、この経験を踏み台に次のステップへ挑戦している最中です。皆さんも“行動”を起こしてみませんか。JUST DO IT.