高等学校の学び

高大連携のメリットを活かし将来を見据えた実践教育を行います。

基礎学力の徹底

1・2年では、ほとんどすべての科目を必修とし、各教科・科目の学習内容と知識・技能を修得するとともに、幅広い観点からの基礎学力の土台を確実に積上げます。また、それらの活用については、記録、説明、批判、論述、討論などの機会を学習活動の中に取り入れ、日々の読書習慣の確立とともに生徒の言語能力を伸長させます。また、学力ケア対策として、英語と数学の補習講座を7時間目に設定しています。
3年では、小論文の演習授業を必修とし、「書く」学習活動を通して自らの意見を論理的に整理し、表現する能力を養成します。

グローバル社会に期待される資質

21世紀のグローバル社会において、世界の人々に貢献できる真の国際リーダーが求められます。海外で通用する英語力や広い視野、世界に飛び出すチャレンジ精神を持つ生徒を育成するために、実際の海外学習体験や異文化体験、国際交流や留学を積極的に支援します。

高大連携の推進

3年では、文系・理系の2コースに分け、生徒の希望する進路にあった専門性の高い授業を展開します。また、簿記や第2外国語などの幅広い選択科目を設け、大学入学後にも活きる広範囲な基礎学力を固めます。
総合的な学習の時間では、明治大学と密接に連携して大学の準備教育を学部別に行う「高大連携講座」を開設し、各学部の先生が直接担当することで、大学で学ぶ専門教育への理解を深めます。

高等学校カリキュラムのポイント

  • Ⅰ・Ⅱ年次はほとんどすべての科目を必修とし、幅広い観点から基礎学力の土台を養成します。
  • Ⅲ年次では文系・理系の2コースに分け、進路に合った専門性の高いカリキュラムを展開します。
  • Ⅲ年次では選択科目を設け、大学入学後にも活きる広範囲な基礎学力を固めます。
  • 明治大学と密接に連携し、明治大学先取り教育を行います。

高等学校教育課程(2021年度新入生まで適用)
高等学校教育課程(2022年度新入生より適用)

高校2年の時間割

 
 
1 TOEIC Ⅰ コミ英Ⅱ 化学基礎Ⅱ 数学Ⅱ 物理基礎 世界史B
2 古典基礎 体育 世界史B 数学B 化学基礎Ⅱ 現代文B
3 体育 生物基礎Ⅱ 生物基礎Ⅱ 現代文B 数学Ⅱ 世界史B
4 数学Ⅱ HR 現代文B 保健 英語表現Ⅱ コミ英Ⅱ
5 コミ英Ⅱ 世界史B 倫理 物理基礎 数学B  
6 倫理 英語表現Ⅱ 数学Ⅱ コミ英Ⅱ 古典基礎  
7     補習   補習    

高校3年の時間割(文系)

 
1 現代文B コミ英Ⅲ 古典B 体育 古典B 現代文B
2 日本史B 文系選択 日本史B 政治経済 日本史B コミ英Ⅲ
3 政治経済 コミ英Ⅲ 現代文B 英語表現Ⅱ 文系選択 TOEICⅡ
4 TOEICⅡ HR コミ英Ⅲ 政治経済 古典B 日本史B
5 文系数学 小論文演習 高大連携 文系数学 英語表現Ⅱ  
6 体育 政治経済 高大連携 現代文B コミ英Ⅲ  
7            

高校3年の時間割(理系)

 
1 コミ英Ⅲ 化学 物理/生物 現代文B 政治経済 体育
2 英語表現Ⅱ 数学Ⅲα 数学Ⅲα 物理/生物 体育 数学Ⅲα
3 化学 TOEICⅡ 数学Ⅲβ 数学Ⅲα 政治経済 数学Ⅲβ
4 コミ英語Ⅲ HR 英語表現Ⅱ コミ英語Ⅲ コミ英語Ⅲ 化学
5 数学Ⅲα 小論文演習 高大連携 現代文B 物理/生物  
6 現代文B 物理/生物 高大連携 コミ英語Ⅲ 化学  
7            

補習制度

授業できちんと指導していても、現実には学習が遅れ気味の生徒が何人か出てきます。そこで、本校では夏休みを利用し、成績不振者を対象に1週間の「夏期補習」を行っています。さらに、中学1年から高校Ⅱ年では各学年週1回ずつ、英語と数学の「補習講座」を7時限目に設定しています。

情報教育

メディア・リテラシー能力の重視
中学の技術・家庭科ではコンピュータの概念とアプリケーションソフトの基本的な使い方等の基礎知識を学びます。高Ⅰでは各種ソフトを使って情報活用ができるように、高Ⅲではレポート制作やプレゼンテーションのツールとして活用していけるように指導しています。

図書教育

学習情報センターとしての機能
図書館を読書センターとしてだけでなく、「調べ学習」の拠点とさせ、生涯教育の実践と生徒の自ら生きる力を育む場としています。

各種検定

各種検定

社会で役立つ実践力の養成
本校では、英語検定、TOEIC、TOEFL、漢字検定、計算検定、簿記検定などの各種検定の受検を積極的に奨励しています。

漢字検定
中学生は年5回の定期考査に組み込む形で「校内漢字検定」を実施しています。中3からは、「日本漢字能力検定」準2級を推奨し、高Ⅲまでに2級の取得を目指します。

英語検定(実用英語技能検定)
英語力養成を目的にして、年3回校内で実施しています。明治高等学校への内部推薦へ向けて、中3までに準2級、明治大学への推薦へ向けて、高Ⅲまでに2級取得を目標にしています。

計算検定
中学生の計算力の養成を目的にして、本校独自の「校内計算検定」を年5回の定期考査に組み込む形で実施しています。5級から1級までの階級に分かれ、上位者は表彰されます。

TOEIC
英語によるコミュニケーション能力をさらに高めることを目的に、TOEICへのチャレンジを奨励しカリキュラムに「TOEIC演習」を組み込んでいます。高校Ⅱ・Ⅲ年生を対象に、年3回(高Ⅱは年に2回)校内で実施しています。明治大学への推薦へ向けて、高Ⅲまでに450点以上取得を目標にしています。