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歴史研究部は、3月27日から30日の3泊4日で春季研修旅行を行いました。
　歴史研究部では、毎年度、1つの年間研究テーマを決め、そのテーマに関連する場所を訪れ、事前に文献などで調査したことを確かめ、新たな問題・視点の発見を目指す研修旅行を春と夏に行っています。旅行での見学地や宿泊地の決定、当日の引率などもすべて部員が主体となって運営します。
　2023年度の研究テーマは「城」に決まり、旅行では4日間で竹田城跡・姫路城・大阪城・彦根城・岐阜城・犬山城・名古屋城の７城を訪れました。今回、旅行の目標を「城の○○を極める」と○○を部員それぞれが決める形とし、天守の構造・石垣の積み方・文化的役割など、自分なりにポイントを定めて見学しました。それぞれの城が地理的側面や時代背景を深慮して築城されたことや、築城者の思惑にも現地調査から気づき、当時の人々のすがたに様々な視点で思いを馳せることができ、実り多き研修旅行となりました。
　9月の紫紺際の展示発表に向けて、研修旅行で学んだことをさらに深めていきたいと思います。