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中1 国語&図書館企画「十一月は宮沢賢治と共に」

2023年11月15日

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 中学1年生の国語では、宮沢賢治の小説「オツベルと象」、そして、詩「永訣の朝」を扱っています。「オツベルと象」は、大地主であるオツベルと迷い込んで労働で酷使される白象の関係を描いた短編童話です。また、「永訣の朝」は賢治の理解者であった妹トシがなくなったときに詠まれた詩です。いずれも深い洞察があり、これをきっかけに中学生に考えてほしい問いがたくさん生まれてくる作品です。
 このことを国語の担当教員から聞いた図書館では、11月の特別企画として「宮沢賢治」特集を組みました。司書教諭が図書館で宮沢賢治関係の本を集めたところ、彼の作品はもちろん鉱物・天体・哲学など幅広い分野の関連図書が見つかりました。現在、図書館入り口付近の企画棚にまとめて展示してあります。宮沢賢治をきっかけに様々な分野に関心を広げてみてはいかがでしょうか。また、中1学年に限らず、この企画を通して宮沢賢治の世界に親しんでみてください。
 なお、図書館では11月13日から読書月間プレゼント企画をスタートしています。これは、図書館内の「読」マークの本(あるいは明治大学推薦図書や中学1年推薦図書)を借り、「ひとことコメントシート」に感想を記入して提出すると景品(岩波新書ブックカバーなど)に応募できるというイベントです。この企画は1月11日までの実施になります。この機会に図書館を訪れ、読書に励んでみてはいかがでしょうか。

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