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　11月20日から22日にかけて、高２古典の授業では能楽師（シテ方）の大槻裕一さんをお招きして、本校作法室にて特別授業「能楽における古典文学」を実施しました。

　まず大槻さんより室町時代に始まった古典芸能である能楽の歴史や構造、演者の役割などを細かく解説いただきました。その後、謡（ウタイ）を実演していただいたり、お持ちいただいた面（オモテ）や装束を紹介していただいたりしました。特に、大槻さんの謡の声の深さや迫力に圧倒され、大きな拍手が起こりました。プロ能楽師の所作はもちろん、作法室の雰囲気も相まって、普段の授業とは全く異なる非日常の体験となりました。
　大槻さんには、1月にも特別授業をしていただく予定です。授業を通して古典芸能に親しむきっかけになってほしいと思います。