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第77回 明治大学付属明治中学校卒業式を挙行

2024年03月21日

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月19日、第77回明治大学付属明治中学校卒業式が挙行され、中学3年生181名の卒業を祝いました。本年度の卒業生181名を加えたことで、新制明治中学校第1回卒業生以来の卒業生総数は13,319名となりました。
 式辞のなかで井家上哲史校長は、コロナ禍から徐々に規制が緩和されていった3年間を振り返り、勉学はもちろん、学校行事や班部活動を通して、自ら思考・行動し、他者への配慮や尊重により「第一級の人物」として大切な人間関係を構築していくことを学び、明治への愛校心が心の中に醸し出されてきていることを認識してほしいと語りました。そのうえで、4月からの高校生活では、様々な知識を吸収しながら、それを組み合わせて総合的な知識として構築し、大学進学後の専門教育のための基盤としてほしいと訴えました。
 続いて、柳谷孝理事長(学校法人 明治大学)から式辞、渡邉友亮副学長(明治大学長代理)、岸塚大季PTA会長から祝辞をいただきました。
 卒業生代表の水上陽矢さんは、卒業の言葉として3年間の学校生活を振り返りました。コロナの影響で林間学校が中止になり、文化祭や体育祭も縮小され、心のやりどころがなかった日々。2年生で静岡への移動教室が開催できた喜びと前日の抗体検査の結果を見るときの緊張。台風の影響で滋賀に延泊した修学旅行。仲間と一番協力した最後の体育祭。後輩と一番密に過ごした部活動。振り返れば、当たり前のことが実は幸せなことなのだと心の底から思った中学校生活でした。中1のときにはわからなかった「質実剛健」「独立自治」の意味ですが、3年が経った今「心を強くすること、自分の意志をしっかりと持つこと」が大事だと考えるようになりました。そして、中学校で学んだことを活かして、高校でも様々なことを「探求」して、「シンカ」し、想いや希望を「つむいで」いきたいと誓いました。
 卒業生のほとんどは明治高校に進学し、明治中学校で学んだことをさらに深めて「第一級の人物」へと成長していってくれるでしょう。

式辞を述べる井家上校長

式辞を述べる柳谷理事長

祝辞を述べる渡邉副学長

卒業の言葉を述べる水上さん

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