グローバル・ビジネス
研究科 (MBA)

　明治大学ビジネススクール（ＭＢＳ）では，複雑に進化していく日本の不動産ビジネスの最前線についての知識を共有し、不動産と影響し合う他のビジネス分野についての理解を深めるために、実業界と大学のコミュニケーションの場として、四半期毎に「企業活動と不動産　基礎セミナー」を開催しています。

　現在まで、ＣＲＥ戦略の他、企業における財務、人材育成、M&A、立地戦略、アウトソーシング、事業承継と税、IFRS、商業施設、物流施設、老人ホーム、病院などの 「事業用不動産」、「バブルのメカニズムと前兆」、「土壌汚染」「健康・医療・福祉のまちづくり」、「中国大陸の土地法・税制度」、「家族信託」、「不動産景気循環」「米国の不動産流通システム」、「不動産と地盤・自然災害リスク」、「シンガポールの不動産と不動産教育」「ホテル旅館品質認証制度」、「激変するマンション市場」、「賃貸・分譲住宅の価格分析法の考え方と実際」、「マンションの終活」、「不動産テックの動向と展望」、「家賃と空室に関するモデリングと実証分析」、「オフィスビル評価の精緻化」、「働き方とCRE戦略」、「公的不動産（PRE）」、AirbnbやWeWorkなど「不動産プラットフォーマー」「不動産プラットフォーマー」「ビッグデータとAI活用の立地最適化についてビッグデータとAI活用の立地最適化」、「ＧＰＩＦのインベストメントチェーンとＥＳＧの取組みについて」等、様々なテーマを取り上げてきました。
　前回は、住商リアルティ・マネジメント㈱　矢野秀樹様より、「グローバル化する不動産投資の歴史と未来グローバル化する不動産投資の歴史と未来」、大和不動産鑑定㈱　竹内一雅様より「2019年の不動産市況の展望と課題－特にオフィスとホテル市況に注目して」と題してご講演いただきました。

今回は、以下の要領で実施します。
　日時：平成３１年３月１４日（木）１８：３０～２１：００
　会場：明治大学駿河台アカデミーコモン９F　３０９Ｂ教室
　https://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html
（参加無料ですが、受付でお名刺を一枚お渡しください。よろしくお願いします。）

　なお、四半期に一度のペースで開催してきました本セミナーは、今回第39回を持ちまして、いったん休会し、来年度からは、新たな形で開催させていただく予定です。引き続きよろしくお願いいたします。

テーマ１　「所有者不明土地問題の現状と今後」
講師　㈱三和不動産鑑定事務所　代表取締役　稲野邉　俊　様

内容：稲野邉先生は、本年1月に最終報告が発表されました元岩手県知事の増田寛也氏を座長とする「所有者不明土地問題研究会」の委員であり、また、国交省及び法務省所管で、昨年11月に一部施行されました「所有者不明土地の利用の円滑化等に関する特別措置法」の審議にも関わられました。皆さんの身近にある所有者不明土地の現状、今後の利用、およびこれを発生させないための措置などについて、最新の議論、論点をお話しいただきます

テーマ２　「不動産プロフェッショナルのキャリア形成について」
講師　明治大学ビジネススクール　特任教授/大和不動産鑑定㈱エグゼクティブフェロー　　村木信爾（なお、村木は、本年3月末をもって特任教授の任期終了となり、4月以降は、引き続き当ビジネススクールで兼任講師として講義を持つことになりました。）

内容：　少子高齢化、グローバル化、不動産テックと呼ばれるAIの台頭等により、不動産仲介、不動産鑑定など不動産業務にかかわるプロとしてのあり方が問われています。そこで、現代の不動産のプロフェショナルに求められる資質は何かについて、原点に戻って考えるとともに、プロと呼ばれる存在になるためには自らのキャリアにおいて、どのような考え方・志向を持ち、経験を重ね、また教育、研修等が有効か等、について私論を述べさせていただき、皆さんと意見交換をさせていただきたいと思います。
　
セミナー終了後、大学の近くで講師の先生を交えセミナー参加者の懇親会を行います。
こちらも時間の許すかたはご遠慮なく是非ご参加ください（会費制4000円程度）。

今後、明治大学ビジネススクール主催のセミナーでは、どのようなテーマを期待されるかご意見がございましたら、お送りしましたこのメールにご返信いただければ幸いです。
なお、4月以降村木宛のご連絡は、個人メールmurakiss24◆rk2.so-net.ne.jp までお送りいただきますようお願いいたします。

※メールアドレスの◆を@に置き換えてご利用ください。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以上