昨年度より発生しているインターネット利用時の通信速度低下について，利用者の皆様にはご迷惑おかけし誠に申し訳ございません。この現象は，本学のインターネット接続点に設置されているネットワーク機器の過負荷によるもので，その原因は以下であることがわかっています。
1)インターネット通信量の増大
本学のインターネットの通信量は年々増加しており，日中時間帯では2014年比で2倍以上となっています。
通信量が増えるにつれてネットワーク機器の負荷も増大します。
情報基盤本部では状況を監視しつつ随時性能向上の対処をして参りましたが，それでもまだ機器の処理能力が追い付いていない状態です。
5月30日（月）から緊急措置として，一部通信制限を実施しておりますが，これにより通信量の減少は見られたものの体感できるほどの改善には至っておりません。
2)外部ネットワークからの悪意のある通信の増大
本学は，悪意のある通信を排除するためのネットワーク機器を要所に配備しています。
悪意のある通信の排除には，正常な通信を行うときに比べて，大きな負荷が発生します。
昨今は，この種の通信が増えており機器負荷を上げる一因となっています。
今後も各種の対処を実施しつつ，抜本的な見直しも視野に入れ，改善に取り組んでいきます。
ご理解，ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
【7月14日追記】
6月11日～12日に緊急メンテナンスを実施し、その後も調整を重ねた結果
7月14日時点では、体感的には速度低下を感じない程度に収束しております。
ただ、負荷の数値上は十分な余裕がある状態ではないため今後も状況を注視し
改善を行ってまいります。
なお、「インターネット通信の一部利用制限」は今しばらくの間、継続致します。
【8月1日追記】
「インターネット通信の一部利用制限」は8月1日をもって解除致しました。
