商学部の現場

CASE07

英語のフルコースを
召し上がれ

踏み込めば踏み込むほど広がる英語の世界!

社会で通用する「実践としての英語力」。人間力が深まる「教養としての英語」。この両方を身につけられるチャンスがある。ここの登場するのは、商学部英語教育の現場で今まさに成長を続けている学生たちだ。
「自分の得意な英語を使いたい…」と思っている高校生の皆さん!"挑戦の宝庫"明治大学商学部で、皆さんの英語力を"形あるもの"に変えていこう!

日本の英語圏
~SOCEC集中上級英語~

日本にいても英語漬け!?

「SOCECの授業を通じて今まで以上に何事にも積極的になりました。そして、英語を話すことをためらわなくなりました。間違うことから学ぶ姿勢が身についたのだと思います」(SOCEC受講生)。

SOCECの学生は、英語での会話やプレゼンなど発展的な授業を通常の学部生の約2倍受けることで、英語を使って自ら発信する能力を高めることができる。英語が得意な人にとって、自分を試せる絶好のチャンスだ。「まさに英語漬けの日々」と、学生たち。商学部のこうした環境は海外の大学そのものだ。「授業では会話だけでなく、発表の機会も多くあるので人前で英語を話す自信がつきます。この1年間、日本にいても英語でのスピーキング力の伸びを感じられました」(同受講生)。

SOCECの授業では、ネイティブの先生から英語で主に商学を学ぶ。1年生では教科書を用いた先生による講義のほかに、二人一組で6分間会話、秋学期には班に分かれて模擬CM作りをする。作るCMは実在する企業の商品について。ビデオコンセプトをはじめ、ターゲットやストーリーなどを設定し、収録まで全て自分たちで行うそうだ。

絆が生まれる

「SOCECのプログラムには課題が多くて忙しくなりがち。だけど、そんな辛いことよりもSOCECの仲間の存在が自分の大きな支えとなっています。みんな熱心で、留学のために努力している人もいて…。夏期休暇に海外に行く人も多いからいつの間にか自分も海外に興味を持つようになったり、いつも仲間から多くの刺激を受けています」(同受講生)。
彼らは、授業のクラスメイトというよりも一つのチームのようだった。

THE・英語思考
~Rubrecht Seminar Class~

"idea"の行き着く先

― ideaを豊富に持っているのは、いい人間の証 ―
ideaから何が得られるのか、ゼミ生はこう語った。
「たくさんのideaが飛び交っている環境にいるので、物事を多面的にとらえられるようになってきました。目先の目標は卒論制作ですが、将来的にはここで3年間培った英語力や人間力でMBAを狙っていきたいと考えています!」(ルブレクトゼミ生)。
このゼミでは哲学の歴史を英語で学び、ideaの源を深く考え、4年次に卒論にまとめ上げる。日本語で考えるのとは違った新たな視点が、英語による思考プロセスから生まれるのだ。

個性溢れるルブレクト先生

ネイティブの教授がゼミを持つ

「もともと英語に興味はあったけど、使いこなせないのがもどかしくて…。オープンキャンパスで商学部ゼミのダブルコアに興味を持ったので、このチャンスを活かしてネイティブの先生のゼミで英語力を高めたいと思いました。授業は基本的に全て英語なので、わからないことも多くて悔しいけど、失敗を恐れず積極的に英語で発言するこのゼミの空気が大好きです」(同ゼミ生)。

ネイティブの先生が専門ゼミを持つ意味。教授や仲間とともに活動するゼミだからこそ、英語を通じた積極性やコミュニケーション力、情報発信力など"個"では得られないものが身につくという強みがそこにはある。

英語を通して見える世界
~James Seminar Class~

日本語では得られないもの

「先生の解説ではじめて小説の背景にあるストーリーや人生観を知ることができ、毎回吸収するものが多くて勉強になります」(ジェームズゼミ生)。 短編集を各自読解し、話の背景に潜むその国の習慣や文化、社会問題などの多岐なテーマについて英語でディベートを行っている。
翻訳された日本語を読むのではなくて、その国の言語で読み、議論する、そこに異文化理解への近道があった。「異文化を理解することで、その国に親しみが湧くし、自分の中の固定的な考えを無くすことにもつながります」(同ゼミ生)。

洋書の内容についてディスカッション

自信を「カタチ」に

英語で物事に立ち向かう―思考の幅が広がる、人間性が高まる、ビジネスで活躍する武器を得る、取材を通してこう感じた。
今、ここ商学部英語教育の現場には、英語による実践的コミュニケーション能力、異文化に対する理解力、幅広い教養を身につけられるチャンスがあふれている。これらを活かして次なる挑戦、そしてビジネスの現場へと足を踏み出そうとする学生であふれている。
この英語フルコースを堪能し、あなたの英語に対する自信を、確かな「カタチ」に変えてみよう。決まったメニューはない。自分が経験したいメニューをあなたが選ぶという、明治大学商学部ならではのオリジナルフルコースだ。

[SOCEC集中上級英語とは]

入学前にSOCECプログラム参加希望者は、TOEIC650点以上を有している者対象で選抜試験が行われる(授業は週2回の集中上級英語「SOCEC」を履修するほか、指定された商学部の英語での講義が必修となる)。

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