第571号(2006年5月1日発行)
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商学部の水野勝之教授・小川智由教授両ゼミナールが3月24日、千代田区長に向け、地域活性化の提言を行なった(写真)。
水野ゼミは、空き店舗を利用し群馬嬬恋村の野菜を販売する「神田ふれあい市場」の活動や「小学生への流通教育」「高齢者とのIT通信」など現在進行中の地域活性化プログラムついて詳細に検証・分析、全94ページに及ぶ資料をもとに5班に分かれ発表した。
一方小川ゼミは、ゼミ生が手掛けるフリーペーパー「御茶保町」(本紙569号既報)を利用した官学連携による地域活性化の構想を提言した。
石川雅己区長は「これからも『後ろ向き』になりがちな役所を学生のパワーで殻を破ってほしい」と期待を述べ「地域との交流で得たものを今後の人生に活かしてほしい」と激励した。学生らは「このような場でプレゼンができて光栄。学生ならではのパワーが出せたと思う」(小川ゼミ・真田諒さん)と達成感溢れる表情だった。
水野教授は、「明大としても次世代教育に貢献できていると思う。一連の活動は学生にとって原石を磨く良い場」と語り、今後さらなる区との連携に期待を寄せる。
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