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明治大学広報
第572号(2006年6月1日発行)
八幡山グラウンド
スポーツと地域の連携深まる
-砂塵抑制等課題が解決-
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部員らヒアリング









 「以前は砂埃が激しかったけど、今はすごくいい。ボールの回転も全然違う」。練習中のサッカー部員が汗をぬぐいながら笑顔で口をそろえた。

 5月9日、明大・八幡山グラウンドで大学・近隣住民関係者を招いた人工芝グラウンドの披露会が行われた。今回、新たに人工芝化されたのはサッカー部とアメリカンフットボール部が使用する2面分。近隣宅地への砂埃の飛散を抑制し、環境改善が大きく進んだ。

 当日は長吉泉理事長、納谷廣美学長をはじめ大学・体育会関係者、八幡山連絡協議会の会員など約40名が参加、グラウンドを視察し、施工関係者からの説明を受けた。住民の女性は人工芝の感触を確かめつつ「想像した以上にきれい」と驚きの声を上げた。

 視察後の懇親会で長吉理事長は「近隣のみなさんには、今後も学生たちを温かく見守っていただきたい」、納谷学長は「是非、明治のファンになり、試合を見に来てください」、そして近隣住民側の代表である長島清一八幡山町会長は「長い間いろいろあったが、明大にここまでしていただき感謝している」とそれぞれ挨拶した。

 八幡山グラウンドは1937年以来、70年にわたり、地域の住民に支えられ発展してきた。協議会のメンバーは「学生と住民との関係は良好。大学時代はスポーツで人間形成をする大事な時期。卒業後も八幡山町を訪ねてきてほしい」と語る。今後は、大学と地域住民との交流の機会も増やしていくことが検討されている。両者の信頼関係の絆と相互理解が一層深まることが期待される。


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