明治大学
English Korea Chinese Chinese 交通アクセス お問い合わせ サイトマップ
明治大学TOP > 明治大学広報 > 第573号(2006年7月1日発行)
明治大学広報
第573号(2006年7月1日発行)
就任所感
「副学長を拝命して」
副学長 針谷 敏夫
明治大学広報TOPへ













 2004年4月に納谷学長が就任以来2年間、「外部評価に耐えうる大学へ」向けてさまざまな改革や将来構想が検討され、また一部は具体化してまいりました。この間、学長室専門員長として微力ながら他の専門員共々学長の意を形に変えるべく改革に努力してきたつもりです。

 これまでに総長制の廃止、それに伴うさまざまな規定の改正、学部長会規程等の整備、新しい教員任用制度の開始、研究を強力に支援・推進するための研究・知財戦略機構の設立などが行われました。また、教育体制においても従来の組織を改編し、教育の情報化推進本部、教育改革支援本部が設置され、さらに、学生の学習・就職支援のために、学習支援室、就職・キャリア形成支援センターが動き出し、新しい明治大学への脱皮がはじまったところです。

 そしてこの4月から、総長制の廃止に伴って検討されてきた副学長制が発足し、ようやく新しい教学の執行体制がスタートしました。まだ二部廃止に伴う3部長のあり方や大学協議会の検討、事務機構改革との擦り合わせなど検討課題は残されていますが、いわゆる制度改革が形になってきたと言えると思います。

 この新しい副学長に、学長より他の2名の先生とともに指名され、また総合政策担当を命じられ、驚きとともに身が縮まる思いです。これまでの専門員長としての役目は引き続き2年間つとめさせていただくことになっておりますが、副学長という新しい肩書きに押しつぶされそうな重圧を感じております。副学長として、これまで順次進められてきた制度改革をまとめあげ、また通信教育の展開、新学部の設置や地域連携・産学連携の強化等に全力を尽くして学長を補佐していきたいと思っております。不慣れな点、不勉強なことも多々ありますが、教職員はもちろん、父母、校友の皆様の叱咤激励を糧にグローバル・コモンを目指して邁進したいと思いますので、ご支援ご協力をよろしくお願いする次第です。

(農学部教授)

前のページに戻る
ページ先頭へ

© Meiji University,All rights reserved.