第573号(2006年7月1日発行)
経営学部 「仕事と人生のワークショップ」
新入生を対象にキャリア形成支援 |
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明大経営学部は5月27日、和泉校舎において、同学部新入生を対象とした課外講座「仕事と人生のワークショップby経営学部」を開催した。
この講座は、経営学部新入生の自立的なキャリア形成の支援に加え、今後の目的意識をもった学習活動の指針となるよう、同学部独自のものとして本年度はじめて開催され、当日は、32名が参加した。
プログラムは、自己分析のためのグループワーク、社会で活躍する経営学部卒業生による講演、職業適性診断のほか、将来の就職活動で求められる能力等に関するアドバイスなどが行われ、同学部の教職員・卒業生による縦の人的ネットワークを駆使して企画された。
卒業生の椎野幸平氏(JETRO、94年卒)からは「コミュニケーション能力に加えて専門性の修得の必要性」、大須賀厚子氏(日通不動産、97年卒)からは「自己の成長につながる前向きな転職の体験談」など、いずれも実体験に基づいた生の声が伝えられた。
受講生からは「実際の経験や学生時代の気持ちのほか、自分が学生のうちにやるべきことなどを聞けた」「自分が興味を持っている分野を知ることができてよかった」との感想が寄せられた。
今後経営学部では、入学から卒業までの一貫した学生へのキャリア・デザインの観点から、1・2年生向けに同様の講座の充実を図るほか、今年10月からは計5回の3年生向け就職セミナーを実施する。
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