5月13日、駿河台校舎リバティタワーにて、シンポジウム「明治大学から養護学校の先生になる」が開催された。主催は明大教職課程・教師教育研究所。養護学校教員を目指す教職課程履修生が、本学卒業生教員の体験談を通じて情報交換を行うことが狙い。 挨拶に立った別府昭郎教職課程主任(文学部教授)は、「人間力の上に成り立つ実践力を養い、養護学校の先生を目指すにあたって、本シンポをひとつの考える場としてほしい」と語った。 当日は雨天ながら、他大学生、一般を含む約30名が参加。シンポジストからは、知的障害者・肢体不自由者等への養護の実際や、海外養護学校での勤務体験などが映像や資料を交えて紹介された。また、養護学校教員試験に関連して、来年度一部改正となる学校教育法の内容についても紹介があり、参加者は熱心に耳を傾けていた。