第574号(2006年8月1日発行)
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マレーシア・ペトロナス社のR・サルウーノ教育担当副社長一行が6月30日、明大理工学部を訪れた。
同社は、1974年にマレーシア政府によって設立された、クアラルンプールの“ペトロナスタワー”で知られる国営石油会社。国外に毎年約220名(日本には5名)の奨学留学生を送り出しており、明大理工学部には現在、2年生3名(機械工学科2名、電気電子工学科1名)が在籍している。
当日は、向殿政男理工学部長、坂上恭助・当舎勝次両教務主任をはじめとする学部関係者とカリッド君、ファクリン君、ユザイニ君の3名の留学生が同席し、奨学留学生の現状把握と推進方策について意見交換を行なった(写真)。向殿学部長は、大学や学部の教育概要、留学生の現況を報告。サルウーノ副社長からは、同社の業務内容と奨学留学生の概要が紹介され、奨学留学生の受け入れ、入学後の教育法などについて協議した。和やかな雰囲気のなかで話が弾み、マレーシアでは明大の知名度が高いこと、明大の他学部への留学にも関心があることなどの発言が印象的だった。
次にキャンパスツアーとして、授業(情報処理T)、CALL教室、基礎物理実験室、機械工学科・納冨研究室、電気電子工学科・小椋研究室を視察したのち、再び会合して奨学留学生の推進を図ることを相互に確認し、訪問を終えた。
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