７月１２日・１３日に、審査登録機関（（社）日本能率協会審査登録センター）による駿河台Ａ地区（リバティタワー・研究棟・図書館）で取得しているＩＳＯ１４００１認証（環境マネジメントシステムにかかわる国際規格）の更新審査が実施されました。

　更新審査とは、２００３年１０月に駿河台Ａ地区で取得した認証が、今年で有効期限切れとなるため、さらに３年間有効期間を延長するために受ける外部機関による審査です。長吉泉理事長をはじめ、環境管理総括者である藤田幸男総務担当常勤理事、教学および事務の環境管理責任者である外池力政治経済学部教授（学長室専門員）、管財部長、駿河台Ａ地区で認証登録されている全１６部門の教職員の協力により、書類審査と現場審査が行われました。

　２日間にわたる審査の結果、修正が必要となる不適合の指摘はなく、明大の環境マネジメントシステムを改善するため、審査員から２件の提案のみを受けました。この結果は、更新審査としては非常に優秀な結果です。

　ＩＳＯ１４００１認証の登録以来３年間の実績として、電気使用量削減、廃棄物発生量削減、用紙使用量抑制、文具使用料削減などでは、測定数値からも着実に改善の成果が出ています。

　また、環境に関する教育・研究では、学内エコツアー（学生を対象としたリバティタワー内の環境配慮施設見学）などの新たな取り組みも行なっており、これらの継続的な改善活動が、評価された結果となりました。

　なお、審査を受けた各部門における個々の環境に関する優れた取り組みについても、審査員から評価を受けています。

　今月または来月に審査登録機関において判定委員会が開催されて、審査結果の判定を受け、認証の継続が決定される予定です。
　これからも環境保全活動について、みなさんのより一層のご理解とご協力をお願いいたします。

（環境保全推進委員会）