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明治大学広報
第575号(2006年9月1日発行)
校友会にも新しい風を 学長 納谷 廣美
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 学長就任後3年目に入り、「明治大学が変わった」という外部評価がしっかりと定着してきました。今年度からは、さらに改革を推進するため、副学長制を導入し、教学運営組織を強化しました。総合的な教学政策を担当する副学長、研究全般担当の副学長、および国際交流を担当する副学長を設け、本格的に動きはじめています。

 この7月に全学部で次期学部長の選挙がありましたが、現学部長全員が再選されました。学長の下で大学改革に向けた諸政策を展開していますが、各学部教授会でも、この改革を継続していかなければならないとの信任を得て再選されたものだと思います。ですから現在進めている政策は、確実にひとつずつ実現するように努力したいと思っています。

 新学部等については、2008年度に国際日本学部とスポーツ科学部を設置する予定で具体的検討に入っています。さらにユビキタスカレッジという、大学の役割を広げる構想を計画中です。加えて、大学院からも3つほど設置を検討する研究科があがってきました。これらも年度内に決まってくると思います。私の任期中には、こうした新しい組織をつくり、新しい教育を展開していきたいと考えています。

 また、研究分野でも、ひとつずつ組織的に研究実績を積み上げていきたいと考えています。今年度文部科学省に申請した4つの大型研究プロジェクトがすべて採択されました。これら大型研究を中核として研究を戦略的に展開するために、「研究・知財戦略機構」を設置しました。来年には、全学的に新しい顔の研究スタイルを提案できると考えております。

 本学への入学志願者につきましても、全国で3位というところまできました。さらに来年度からは全学部が参加する地方統一入学試験を、札幌、仙台、東京、名古屋、福岡で行います。地方の声が聞こえる大学、真の意味での全国型大学にしたいと考えています。

 さてここで、校友会代議員の皆様にお願いがあります。今回改めて代議員名簿を拝見しましたが、残念ながら平成に入ってから卒業した代議員は数名しかおられないようです。やはり若手の校友ができるだけ多く参加できるような校友会になっていただきたい。新しい風が次の新しい校友会、次代の明治大学を創っていけるのだと思います。今後も大学・校友・父母が固くスクラムを組んで「前へ」進んでいきたいと思いますので、皆様のご理解ご協力をお願いいたします。

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