第575号(2006年9月1日発行)
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大学院理工学研究科に在学中の稲垣亜希子さん(建築学専攻)の理工学部卒業論文がこのほど、(社)日本建築学会の2006年(第17回)日本建築学会「優秀卒業論文賞」を受賞。建築計画系部門受賞全国7本のうちの1本として選ばれた。
論文テーマは「新設高齢者向け優良賃貸住宅の時系列で見た居住の変化に関する研究―ビバース日進町におけるよろずやの活動と共用空間の活用状況―」。川崎市に供給された新しい高齢者向け住宅に半年間継続して通い、当該住宅における高齢居住者へのサポートサービス状況の経過について明らかにし、あわせて建築の共用空間のあり方について考察・提案を行なった。
この研究は、川崎市住宅供給公社と明大理工学部園田研究室による「産学協同による高齢者住宅等に関する研究」の一環として行われているもの。稲垣さんは、現在も同研究を発展させた高齢者住宅に関する研究を行なっている。
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