第８２回日本学生選手権水泳競技大会が９月１日から３日、東京・辰巳国際水泳場で開催された。

　明大水泳部は、各選手の活躍が光り男子総合で３位に入賞。昨年と同順位ながらも、１位日大・２位中大との差は、昨年度の１００点以上から今回は２１点差まで接近した。「最終日前半までトップだったが、最後に逆転されてしまった。残念だったが、３強時代に入ることができた。８０年近く優勝していないが、第１回大会優勝校の栄誉の回復に向け頑張りたい」と佐藤義雄水泳部長（文学部教授）は語る。

　主な成績は次のとおり。
【１位】▽男子４００ｍ個人メドレー＝佐野秀匡（法４）▽同５０ｍ自由形＝伊藤真（商３）
【２位】▽同１００ｍ自由形＝伊藤▽同２００ｍバタフライ＝坂田龍亮（商３）▽同４００ｍフリーリレー＝明大〈飯田拓二（政経４）、伊藤、佐野、山元啓照（情コミ１）〉
【３位】▽同２００ｍ個人メドレー＝佐野▽女子４００ｍ個人メドレー＝井上恵（法３）

　また、パンパシフィック水泳選手権大会（８月１７〜２０日、カナダ・ビクトリア）には、佐野、伊藤、山元の３選手が出場。伊藤と山元が出場した４００ｍリレーでは、日本新を更新、４位に入賞した。

　出場３選手の成績は次のとおり（丸数字は順位）。
▽山元＝５０・１００・２００ｍ自由形（いずれも予選敗退）▽伊藤＝５０ｍ自由形�K、１００ｍ自由形（予選敗退）▽佐野＝２００ｍ個人メドレー�D、４００ｍ個人メドレー（失格）▽４００ｍフリーリレー＝�C日本（小島、細川、伊藤、山元）