第577号(2006年11月1日発行)
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2005年12月に川崎市多摩区と同区内にキャンパスを持つ3大学(明治大、専修大、日本女子大)が「多摩区・3大学連携協議会」を設立。以来活発な活動が行われている。
9月29日には、「2006多摩区3大学コンサート」が同区の多摩市民館ホールで行われ、明大からは応援団が出演した。3大学によるコンサートは2月の同協議会設立記念コンサートにつづき2回目。開演に先立ち納谷廣美学長は「今の若者がどんな音楽に親しみ、学生生活をエンジョイしているかを感じてもらいたい」と挨拶した。
専修大グリーン・サウンズ・オーケストラのスウィングジャズ演奏、日本女子大フォルクローレ愛好会の南米民族音楽の演奏につづいて登場した明大応援団は、校歌、応援歌をはじめ「嵐の拍手」、神宮球場の雰囲気を再現する「チャンスパターンメドレー」を披露し、会場を大いに盛り上げた。最後に、出演した3大学の学生がステージに登場し、明大応援団による各大学校歌の演奏と3大学、多摩区へのエールで幕を閉じた。
また、同協議会の事業として「親子自然教室」(多摩区役所、明大農学部共催)が10月9日、同区の生田緑地で開かれた。このイベントは、生田緑地の自然を通して、環境保護やフィールドマナーの啓発を目的とするもの。
教室には区内の小学生の親子13家族が参加、サポート役として明大の学部生や院生、日本女子大の学生らが参加した。親子1組に1人の学生がつき、樹木の下の土の中にいる小さな生き物を観察するなど、生田緑地の豊かな自然に親しむひとときを過ごした。
さらに、第29回多摩区民祭が10月21日、生田緑地で開催され、明大も同協議会活動の一環として参加した。昨年に引き続き2回目となる。
明大は、体同連テコンドー部、チアリーディングチーム・ジャガーズによるパフォーマンスをはじめ、学生たちがヨーヨーつり、スライムを作るミニ科学教室、ロボット展示などを行なった。また、大学専用のブースでは、大学ガイドブック、体育会機関紙「明大スポーツ」などを配布し、同区の区民に明大を大いにアピールした。
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