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明治大学広報
第577号(2006年11月1日発行)
明大校友
上田廣一氏(東京高検検事長)明高で講義
裁判員制度を説明
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 明大OBで東京高等検察庁検事長の上田廣一氏(1966年法卒)による裁判員制度に関する説明会が10月7日、明大付属明治高等学校で行われた(写真)。対象は明治高校3年生の全生徒。会場となった視聴覚室には約200名の生徒が集い、将来身近な問題となる同制度について理解を深めた。

 裁判員制度は、2004年5月28日に公布された「裁判員の参加する刑事裁判に関する法律」(裁判員法)に基づき、国民の司法参加を実現するもの。2009年5月までにスタートとなる見通しで、国民の司法に対する理解と信頼を深めることが目的。裁判員候補者は、選挙権を有する国民の中から、事件ごとにくじで選出され、主に殺人、傷害致死等の凶悪な刑事事件について、3人の裁判官とともに6人の裁判員が公判に参加する。

 説明会では、同校OBの福島啓充・明大監事の挨拶に続き、上田検事長が紹介された。上田氏は明高生に向け、裁判の仕組みや検察庁の組織を紹介。続いて、裁判員制度の説明がなされ、「制度がはじまる2009年に20歳を迎え、裁判員参加資格を得る諸君に強い関心を持ってもらいたい」と訴えた。説明会に参加した生徒からは、「参考になった」「裁判員に選ばれたらぜひやってみたい」といった声が聞かれた。



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