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明治大学広報
第577号(2006年11月1日発行)
日光栃木路にかざされた紫紺の旗に校友が集う
‐盛況だった全国校友栃木大会‐
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 明治大学校友会(青木信樹会長)は9月24日、餃子・カクテル・ジャズの街として知られる栃木県宇都宮市のホテル東日本宇都宮にて、第42回明治大学全国校友栃木大会を栃木大会実行委員会(坂寄輝雄委員長=栃木県支部長、54年商卒)の企画・運営のもとに開催した。日本全国各地、韓国からおよそ1500名の校友が参集し、第2・第3特設会場を設けるほどの超満員の大会となった。

 記念式典は、師田栄一氏(65年文卒、長野放送)の司会で進行。地元宇都宮高校出身で今年の箱根駅伝10区を駆け抜けた細井崇明氏(06年政経卒)の手により大会旗が入場すると、柿沼賢大会実行副委員長(56年商卒)の高らかな開会宣言で幕を開けた。

 坂寄大会実行委員長は歓迎の言葉とともに、「東京以外では関東初となる校友大会を、栃木でかくも盛大に開催できることは慶びにたえない」と語り、「宇都宮・日光をはじめ、栃木の魅力を堪能してほしい」と挨拶。青木校友会長は「校友会の活動とは母校支援のボランティア活動である」と訴え、紫紺館竣工を契機に、さらなる校友の結束と母校への支援強化を呼びかけた。続く村山富市校友会名誉会長は、「新司法試験合格者数6位や2年連続の箱根駅伝出場など、元気な大学として明治の顔が見えるようになってきた。母校の存在を輝かせるためにも、ますますの校友の結束が重要である」と挨拶した。

 大学からは、長吉泉理事長、納谷廣美学長が祝辞で、今大会開催に対するねぎらいや、校友会の日頃の支援に対する感謝の言葉を述べ、教育研究やスポーツ強化など、さまざまな改革を進める大学への一層の理解と、大学と校友会、父母会の三位一体となっての協力を求めた。

 来賓として、福田富一・栃木県知事、佐藤栄一・宇都宮市長(85年法卒)、栗原聖宜明大連合父母会長がそれぞれ祝辞を述べ、最後に全国支部長を代表して、2007年度全国校友大会開催地の広島から水戸川旭広島県支部長(57年商卒)が挨拶、万歳三唱の後、船渡川正大会実行副委員長(60年法卒)の閉会の辞で記念式典は終了した。

 「循環型社会への提言」と題した記念講演では、本年度より明大で教鞭を執る北野大理工学部教授(65年工卒、72年都立大院修)より、世界規模で進行する資源枯渇と温暖化を踏まえ、持続可能な発展を続ける社会の再構築が呼びかけられた。「小欲知足」をキーワードとした講演に、満場の校友諸氏は、感銘にたえない面持ちで惜しみない拍手を贈った。

 懇親会では、栃木名物の餃子やカクテルをはじめ、地元を代表する銘酒佳肴が振る舞われ、校友らは世代を超えて杯を酌み交わし、再会と健勝を祝しあった。宴たけなわの会場に応援団が駆けつけると、会場のボルテージもヒートアップ。肩を組み合って、母校への想いも新たに校歌を歌い上げると、栃木大会は盛会のうちに幕を閉じた。次回の広島大会は来年11月5日に開催される。

 なお、大会前日の9月23日は、支部長・地域支部長・本部員懇談会が開催され、新たに設立された地域支部への支部旗授受等が執り行われた。


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「結束と母校支援を」と青木会長
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