第577号(2006年11月1日発行)
ずーむあっぷ
勝利の雄たけびを目指して 硬式庭球部 長島 惇 |
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「ヨッシャー」の雄たけびがテニスコートに響き渡る。長島(農2)の声だ。彼はポイントを取るたびに声をあげ、その喜びを全身で表現する。テニスコートの外にいても長島がいるなとわかるほど大きな声だ。
現在硬式庭球部は2部リーグに所属。先日行われた1部2部入替戦では惜しくも敗れ1部昇格の夢を逃すこととなった。しかしそんな中、大活躍したのが長島だった。シングルス、ダブルスともに勝利。しかも彼の功績はそれだけではない。入替戦という緊張でどうしても声が出にくい状況で彼は率先して声を出していた。「団体戦だからいい雰囲気でプレーができるように盛り上げようと思って声を出しました」。ダブルスでペアを組んだ金城(法2)も「長島の掛け声のおかげでいいリズムで試合に臨むことができた」と語る。
チームとしては2部残留という残念な結果となった。しかし長島の気持ちは折れていない。「反省を活かし明日から準備して絶対に1部に昇格する」。来年は1部昇格を決めた後の「ヨッシャー」の声が響き渡るはずだ。
(ながしま・あつし 農2、浦和学院高出、174p・64s)
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