今年の関東大学対抗戦も明早戦を残すのみとなった。明大ラグビーの代名詞といえば、重戦車と呼ばれる強いＦＷ陣。その最前線で攻撃の要となるＰＲ（プロップ）で、毎試合、活躍を見せているのが梅原（農３）だ。

　小学校のころは、ラグビーに限らずサッカーなど、いつも体を動かして遊んでいた。梅原がラグビーと出会ったのは、小学校１年の時。地元神奈川県のラグビースクールに行きはじめたのがきっかけだった。「ゲームすること自体が楽しかった」と根っからのラグビー好きだ。

　その後梅原は高校ラグビーの名門、国学院久我山高校から本学農学部に入学した。梅原の身上は文武両道。練習があっても少し離れた生田校舎の授業にしっかり出席している。

　ラグビー部の寮生活について梅原は、他の部員への思いを教えてくれた。「迷惑ばかりかけて申し訳ないと思っている。部員たちはとても頼もしい」。いつも一緒に生活し世話になっている部員に対し優しく、そして試合では強い男、梅原。明大ラグビーにこの男は欠かせない。

（うめはら・ようへい　農３、国学院久我山高出、１８２�p・１０７�s）


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