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明治大学広報
第580号(2007年2月1日発行)
校友会
創立120周年記念式典を開催
全国30余万校友の団結を呼びかける
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 明治大学校友会は昨年12月16日、創立120周年記念式典を駿河台校舎アカデミーホールにて盛大に挙行した。

 清々しい冬晴れのもと、この日を待ちかねた全国校友が続々来校。厳かに式典は幕を開けた。式辞に立った青木信樹校友会長は、永年の悲願であった紫紺館の竣工を祝賀。大学からの信頼に対し、校友会の総力を結集し母校へのますますの賛助を行うべく、全国30有余万校友のさらなる団結・協力を呼びかけた。これを受けて長吉泉理事長、納谷廣美学長は、大学改革の進捗や教育研究・スポーツ振興の現状に触れ、校友会活動が紫紺館竣工によって一層盛り上がり、大学の教育研究活動に大いに資することを期待する祝辞を述べた。

 続いて、紫紺館を名付けた山下泰氏(76年文卒)、植木智子氏(98年政経卒)がネーミングの由来を披露。記念講演では村山富市校友会名誉会長が、グローバルな視点で日本とアジアの関係を捉え、物心両面から日中韓およびASEAN諸国の協力関係強化を訴えるとともに、日本が先頭に立って、東アジア地域の発展に貢献する必要性を説いた。

 式典後には紫紺館の見学会を実施。新たな校友会の活動拠点となる紫紺館に足を踏み入れた校友からは、一様に感嘆と賞賛の声が上がっていた。

 1881年の明治大学創立の翌年、校友規則が制定され、教職員・卒業生等をわが国ではじめて「校友」と称した。86年には、東京・築地で第1回校友総会を開催。校友規則の中に校友会則が規定され、以来120年、母校賛助活動を行なってきた。2003年4月、「大学支援・大学賛助」をより効果的に推進するため、組織改革を実施。全国の支部を54の県単位支部と韓国・台湾の海外2支部に再編し、従来の支部を県単位支部傘下の地域支部とし再発足した。以来、教育振興協力基金への募金活動を中心に、母校支援の活動を一段と強化している。

臨時代議員総会

 また、校友会は記念式典前日の12月15日、アカデミーコモンで臨時代議員総会を開催した。代議員総会は、校友会の会則が定める重要事項を審議・決定する機関で、当日は代議員総数550名中委任状を含め、475名が出席。大学からは来賓として、長吉理事長、公務の納谷学長に代わり中邨章副学長のほか、常勤理事が臨席した。
 総会では、青木会長が挨拶に立ち「大学の厚意により、全国にも比類ない立派な紫紺館が完成した。『母校愛』に満ちたみなさんには、一層の大学支援を」とさらなる支援を求めた。長吉理事長は祝辞で、欧米の大学卒業生の母校支援を例にあげ、「校友のみなさんにより母校を支援してもらえるよう、明大としても考えなくてはならない。紫紺館がその契機となれば」と挨拶。中邨副学長は、大学の近況を報告。一層の努力を誓った。
 議事はまず、報告事項として2007年度校友会本部日程、同支部総会日程などが報告された。続く審議事項では、明治大学教育振興協力資金の募金推進、会長等選考委員会委員、会則の一部改正についてなどが要請・提案され、審議の結果、承認された。







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校友の支援を訴える青木会長


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