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明治大学広報
第580号(2007年2月1日発行)
産学連携だより
「ポスト知財本部を考える」
知財シンポ2007
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 明治大学社会連携促進知財本部(本部長=山元洋理工学部教授)は本学創立記念日の1月17日、「大学知的財産本部整備事業の成果と課題・ポスト知財本部を考える」をメインテーマにシンポジウムを開催しました。会場のアカデミーコモン・ビクトリアホールには、民間企業や大学の関係者、本学の教職員・学生ら130名の参加者がありました。

 シンポジウムはまず、主催者を代表して山元洋知財本部長と来賓の井上卓己・文部科学省研究振興局研究環境・産業連携課技術移転推進室長の挨拶がありました。続く2つの基調講演では、納谷廣美学長が「明治大学の研究機構改革と産官学連携・知的創造サイクルの実現に向けて」と題して講演。2005年に設立された研究・知財戦略機構における研究と知的財産を融合させるための本学のさまざまな取り組みや、グローバルな視点、産業界および大学の産官学連携のあり方について話がありました。また、井上技術移転推進室長の講演は、「産学官連携・知財戦略の最近の動向」をテーマに行われました。井上氏は、産官学連携の現状と、今後取り組むべき施策として、@ライフサイエンス分野の展開A最適な技術移転体制の構築B産官学連携の国際化を中心に検討していると述べました。

 第2部は、森下正知財本部員(政治経済学部教授)をモデレータに「私立大学知財本部長が語る成果と課題」をテーマとして、次の6名でパネルディスカッションが行われました。

▼井上卓己氏▼清水啓助・慶應義塾大学知的資産センター所長▼勝田正文・早稲田大学知的財産本部・知的財産戦略室長▼飯田紘雄・立命館大学知的財産本部副本部長▼金澤良弘・日本大学産官学連携知財センター副センター長▼山元洋・明大知財本部長

 パネリストからは、各大学の活動の成果の紹介、ポスト知財本部の議題として、国際化や人材育成に関しての意見が述べられました。また、会場からの意見や質問が飛び交うなど熱の入ったパネルディスカッションとなりました。

 その後の交流会では、本学で発明した発芽玄米テンペの試食や、ビジネスアイデアコンテスト受賞者による展示ブースも設けられ、参加者との活発な情報や意見の交換が行われるなど、盛況のうちに終了しました。




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企業や大学などから多数参加
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