第581号(2007年3月1日発行)
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明大国際交流センターによるカナダ研究連続講座として、駐日カナダ大使館のジョセフ・キャロン特命全権大使を迎えた特別講演が1月12日、駿河台校舎リバティタワーで行われた。この講演は、商学部の「環境経済学U」の講義を利用してのもの。
講演テーマは「"Peace and Security in the World"-Canada and Japan-」。日本に長く滞在するキャロン大使の視点から見た、世界の平和と安全保障について、堪能な日本語で語られた。また、将来留学を考える学生に向けたカナダ紹介があった。キャロン大使は多文化社会であるカナダに留学することの魅力をアピールした。
国際交流センター副所長でカナダ社会にも詳しい小畑精和政治経済学部教授は、「明大は日本で最もカナダ研究が進んでいると言ってもよい」としたうえで「政治・経済など、カナダは国際社会で重要な役割を果たしている。学生のみなさんに知ってほしい」と語っていた。
カナダ研究連続講座は、地域研究の一環として1987年から開講されているもので、学生をはじめ広く一般に公開されている。2005年度からは「学部間共通総合講座」として、活動範囲を広げている。
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学生から花束を受けたキャロン大使
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