連合駿台会（長堀守弘会長）は１月３１日、駿台懇話会を明大駿河台校舎アカデミーコモンで開催し、第１３回連合駿台会学術賞・学術奨励賞の授賞式および受賞記念講演会を行なった。

　同賞は、１９９４年に茗水クラブ（明友クラブと発展的に合併し、現在は連合駿台会に改組）創設４０周年記念基金で創設されたもの。今回の受賞者は学術賞が、神山彰文学部教授「近代演劇の来歴―歌舞伎の一身二生」（人文科学）、小島昇理工学部教授「ねじれ円弧翼型水平軸風車を用いたマイクロ風力発電システム」（自然科学）の２氏。学術奨励賞が加藤徳剛理工学部専任講師「有機色素結晶の構造解析、及び結晶構造と結晶の色との関係付けに関する研究（邦訳）」（自然科学）だった。

　授賞式に先立って行われた学術賞受賞記念講演会では、小島教授が受賞テーマを講演。実際に装置を持ち込み、調査結果に基づいたデータを示しながら論じた。
　授賞式では、納谷廣美学長が連合駿台会への謝辞とともに、「明大にはまだまだ人材はいる。３氏をはじめ、明大の研究を高めていきたい」と挨拶、３氏に表彰状を授与した。また長堀会長からは、副賞と記念品が手渡された。挨拶に立った３氏は、研究の紹介や実用化への決意など、さらなる精進を誓っていた。





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