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明治大学広報
第581号(2007年3月1日発行)
理工研・澤田研究室チーム、東京ガス環境コンペで
明大初の優秀賞受賞
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 明大大学院理工学研究科建築学専攻の澤田研究室チームの齋藤亮太郎さん(M2)、水澤洋さん(M2)、茂木淳さん(M1)、星村浩二さん(M1)の4名の大学院博士前期課程学生と、その協力教員である澤田誠二教授(構法計画)、酒井孝司助教授(環境工学)、村田泰孝研究員(環境工学)、小林正人専任講師(建築構造)の4名を加えた計8名のチームが、昨年末に実施された東京ガス主催の「第20回建築環境デザインコンペティション〜建築と設備のトータルな調和を求めて〜課題:温暖化地球におけるノアの箱舟」において、優秀賞を受賞した。

 受賞作品のタイトルは『我々の「ノアの箱舟」構想:箱舟+マングローブ』。東京湾エリアを敷地として、温暖化に伴って予想される海面上昇の過程で、佐渡島のたらい舟にヒントを得た海上に浮かぶ居住体を提案したもので、課題に対する真摯な取り組みと総合的な完成度が高いことが評価され、優秀賞に輝いた。

 審査委員長の伊東豊雄氏(建築家)をはじめ、著名建築家、環境工学研究者、組織設計事務所代表者、ゼネコン代表者で構成された、日本の建築会を代表する面々が審査委員を務め、大手企業からも数多く寄せられている応募の中を勝ち抜いての受賞だった。また、この受賞結果は2月に出版された『新建築2月号』にも掲載されている。

 今回が第20回目となるこのコンペティションで明大初の優秀賞受賞の最大の要因となったのは、意匠・構造・設備の各分野の専門家の教員と数カ月にわたって綿密な打ち合わせを行い、統合的な作品にまとめ上げられたことである。

 3月23日には秋葉原サテライトキャンパスにて、環境コンペ優秀賞受賞報告会のシンポジウムを行う予定。「建築における意匠・構造・設備のコラボレーションの重要性について」というテーマのもと、こうした作品の製作過程も含めた受賞作品の紹介を行う。


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