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明治大学広報
第581号(2007年3月1日発行)
リバティ・アカデミー特集》
明大の講座を地元で
地域連携「豊かなまちづくり」 成田社会人大学
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 大学と行政による事業「明治大学成田社会人大学」がスタートしてから、今年で11年目を迎えました。「市民に、より専門的な学問を学ぶ場を」との成田市民の思いに応えて実現したものです。世界の空の玄関である「成田空港」を持つ成田市では、国際化時代に対応できる人材の育成の場とするとともに、この社会人大学で学んだ受講生が、「豊かなまちづくり」へ積極的に関わっていくことを目標としています。

 この成田社会人大学には「国際社会課程」、「地域社会課程」、「緑地環境課程」の3課程があり、毎年5月から11月まで、各課程とも10回連続の講座(他に合同のフィールドワーク1回)を設け、ひとつのテーマを深く学ぶことができるカリキュラム編成となっています。

 講座内容は、国際問題から個々の身近な生活に役立つ学びまで、興味深い分野を取り上げています。昨年は開講10周年を記念し、特別企画を実施しました。国際社会課程では、中国で活躍する日系企業経営者の方に来日していただき、講義をしていただくとともに、この講義をしてくださった代表者の企業を実際に視察する「香港・深せん海外研修」を行いました。地域社会課程では、歌舞伎の講座を座学だけではなく、実際に国立劇場に出向いて100名近い受講生が一緒に歌舞伎を鑑賞。緑地環境課程では、講座で学んだ味噌や果実酒を作り、大収穫祭を開催して豚汁、果実酒を味わうなどの記念行事を行いました。

 講座の内容は受講生からの意見を反映させ、回を重ねる毎に充実しています。また、明治大学成田社会人大学独自の称号を授与して学習成果を評価するなど、受講生の学習意欲のさらなる向上に繋がっています。



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大収穫際での記念行事

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