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明治大学広報
第582号(2007年4月1日発行)
木村礎元学長関係資料受贈
大学史資料センターで受け入れ
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 2004年に逝去された木村礎氏の関係資料が、このたび遺族の冨貴子夫人(元明治大学職員)から明治大学に寄贈された。

 木村礎元教授は、1924年に東京下町に生まれ、本学専門部文科(夜間)などを卒業後、49年に文学部助手として就職、その後教授となり、94年定年退職し、翌年名誉教授となった。教育者としては安田商業学校卒業後、千葉県の草深国民学校代用教員に就任して以来、53年の長きにわたった。専門は日本近世史であり、とくに日本村落史の分野を拓き、地方史研究協議会会長、日本学術会議会員などを歴任、歴史学界の重鎮であった。

 また、明治大学では学長や評議員など大学経営に尽力された。したがって今回の寄贈資料は、明治大学在職時の大学行政、研究、教育など多面にわたるものであり、またそれは多量の文書以外に、いわゆるモノ資料も含まれている。

 そのため、2月6日、理事であり明治大学大学史資料センター所長・渡辺隆喜文学部教授らが木村家を訪問、冨貴子夫人へ本学からの感謝状を贈呈した。

 同資料を受け入れた大学史資料センターでは早速プロジェクトチームを結成し、整理・保存そして公開利用に向けて活動する予定である。


(大学史資料センター事務室)

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